ブラキストン【Thomas Wright Blakiston】
[1832〜1891]英国の軍人・動物学者。1861年(文久元)来日。貿易従事のかたわら鳥類採集などを行い、津軽海峡に動物分布上の一境界線(ブラキストン線)があると発表。著「東北日本の旅」など。...
ブリクセン【Karen Blixen】
[1885〜1963]デンマークの女流小説家。ケニアでコーヒー農園を経営した後、小説家に転身。英語で執筆した「七つのゴシック物語」が米国で人気となり地位を確立。英語とデンマーク語で作品を発表し、...
ブローク【Aleksandr Aleksandrovich Blok】
[1880〜1921]ロシアの詩人。ロシア象徴派の代表者の一人。のち、社会的テーマの作品を発表した。詩集「美しい婦人についての詩」、叙事詩「十二」など。
プラトーノフ【Andrey Platonovich Platonov】
[1899〜1951]ソ連の小説家。独自の文体で社会主義建設の不条理を描いたため、当局によって作品の発表を大きく制限される。死後再評価された。作「ジャン」「チェベングール」「土台穴」。
プリュドム【Sully Prudhomme】
[1839〜1907]フランスの詩人。本名、ルネ=フランソワ=アルマン=プリュドム。はじめ高踏派に属したが、次第に哲学的・思想的な作品を多く発表。1881年アカデミーフランセーズ会員となる。19...
プレシェーレン【Francé Prešeren】
[1800〜1849]スロベニアの詩人。ウィーン大学卒。ロマン主義の影響を受け、弁護士助手をしながら詩を発表した。スロベニア国歌「乾杯の詩」の作詞者でもある。
ベルイマン【Ingmar Bergman】
[1918〜2007]スウェーデンの映画監督・舞台演出家。神の沈黙、愛と憎悪、生と死などをモチーフに名作を発表。作「野いちご」「叫びとささやき」「ファニーとアレクサンデル」。
ベルハーレン【Émile Verhaeren】
[1855〜1916]ベルギーの詩人。象徴主義から出発し、社会主義の影響を受けて、人類の進歩を謳歌する力強い作品を発表。詩集「黒い炬火(たいまつ)」「触手ある都市」など。
ペギー【Charles Péguy】
[1873〜1914]フランスの詩人・批評家。社会主義活動に専念したのち、雑誌「半月手帳」を主宰。カトリックに回心後、神秘主義的な詩を発表。第一次大戦で戦死。叙事詩「エバ」など。
ペソア【Fernando Pessoa】
[1888〜1935]ポルトガルの詩人・評論家。本名のほか、アルベルト=カエイロ、リカルド=レイス、アルバロ=デ=カンポスという三つの筆名をもち、それぞれ異なる作風の詩を発表した。