きよもと‐うめきち【清元梅吉】
清元節三味線方。 (2世)[1854〜1911]初世の門弟。江戸の生まれ。立(たて)三味線として活躍。「三千歳」「隅田川」などを作曲。 (3世)[1889〜1966]2世の子。大正11年(1...
しばた‐みなお【柴田南雄】
[1916〜1996]作曲家。東京の生まれ。雄次の子。東京芸大教授。二十世紀音楽研究所を設立、前衛音楽のリーダーとして活躍した。十二音技法の歌曲「朝の歌」の他、「コンソート‐オブ‐オーケストラ」...
しゃ‐ぼうとく【謝枋得】
[1226〜1289]中国、南宋の政治家。弋陽(よくよう)(江西省)の人。字(あざな)は君直。号は畳山。元との戦いに敗れて捕らえられたが節を曲げず、絶食死した。著「文章軌範」。
しゅ‐ぜんちゅう【朱全忠】
[852〜912]中国、五代後梁の初代皇帝。在位907〜912。名は温。廟号は太祖。碭山(とうざん)(江蘇省)の人。黄巣の賊徒から身を起こし、唐の節度使となる。のち、哀帝を擁立、907年、譲位さ...
しんみ‐まさおき【新見正興】
[1822〜1869]江戸末期の幕臣。外国奉行。万延元年(1860)遣米使節正使として渡米し、日米修好通商条約の批准書を交換した。
ソテロ【Luis Sotelo】
[1574〜1624]スペインのフランシスコ会宣教師。慶長8年(1603)来日。徳川家康・伊達政宗の知遇を得て布教。遣欧使節支倉常長(はせくらつねなが)の案内役を勤め、キリシタン禁制後再度来日し...
そのはち【薗八】
江戸中期の浄瑠璃太夫。薗八節の祖。宮古路豊後掾(みやこじぶんごのじょう)の門弟で、享保年間(1716〜1736)に京都で一流を始め、門下に2世薗八・春富士正伝の逸材を生んだ。宮古路薗八。生没年...
そ‐ぶ【蘇武】
[前140ころ〜前60]中国、前漢の武将。杜陵(とりょう)(陝西(せんせい)省)の人。字(あざな)は子卿(しけい)。匈奴(きょうど)に使節として行き、19年間抑留されたが、節を守りとおして帰国し...
ソーマ【Rabban Bar Sauma】
[1220ころ〜1294]元の大都(北京(ペキン))生まれの、キリスト教ネストリウス派の僧。エルサレムへの巡礼を志し、1287年、イル‐ハン国から使節として出発。コンスタンチノープル・ローマを経...
たかさぶ‐りゅうたつ【高三隆達】
[1527〜1611]室町末期・安土桃山時代の日蓮宗の僧。堺の人。日本に渡来した宋人の子孫で、書道・連歌・音曲などに非凡な才能を発揮。諸種の音曲を折衷して独特の隆達節を創始し、庶民の間に流行させた。