さいぎょう【西行】
[1118〜1190]平安後期の歌人・僧。俗名、佐藤義清(さとうのりきよ)。法名、円位。鳥羽院に北面の武士として仕えたが、23歳で出家。草庵に住み、また諸国を行脚して歌を詠んだ。家集「山家集」...
しょうかどう【松花堂】
松花堂昭乗(しょうかどうしょうじょう)のこと。 松花堂昭乗が晩年に京都に営んだ草庵。
せん‐の‐りきゅう【千利休】
[1522〜1591]安土桃山時代の茶人。堺の人。名は与四郎。宗易(そうえき)と号す。侘茶(わびちゃ)の大成者で、千家流の開祖。茶の湯を武野紹鴎(たけのじょうおう)に学ぶ。草庵風の茶室を完成し、...
とんあ【頓阿】
[1289〜1372]鎌倉末・南北朝時代の歌人。俗名、二階堂貞宗。比叡山で修行し、のち諸国を行脚。和歌を藤原為世に学び、二条派を再興。和歌四天王の一人。「新拾遺和歌集」の完成に尽力。著「井蛙(せ...
ほうねん【法然】
[1133〜1212]平安末期の浄土宗の僧。美作(みまさか)の人。諱(いみな)は源空。比叡山の黒谷で天台および諸宗を学び、安元元年(1175)称名念仏に専念する立場を確立し浄土宗を開いた。洛東吉...