かけい【荷兮】
⇒山本荷兮(やまもとかけい)
はしぐち‐ごよう【橋口五葉】
[1880〜1921]版画家。鹿児島の生まれ。本名、清。橋本雅邦に師事。独自の近代浮世絵版画を完成。夏目漱石・泉鏡花・永井荷風らの本も装丁した。
ばん‐こうけい【伴蒿蹊】
[1733〜1806]江戸中・後期の国学者・歌人。京都の人。本名、資芳。別号、閑田子(かんでんし)。荷田春満(かだのあずままろ)に私淑。著「国歌或問」「近世畸人伝」「閑田耕筆」など。
マリケン【Robert Sanderson Mulliken】
[1896〜1986]米国の物理化学者。分子中の電子の状態を研究し、分子軌道法を創始した。また、電荷移動錯体の概念を提唱した。1966年ノーベル化学賞受賞。
ミリカン【Robert Andrews Millikan】
[1868〜1953]米国の物理学者。油滴法を考案して電子の荷電量の精密な測定に成功。また、光電効果を実験的に証明した。紫外スペクトルの研究ではミリカン線を発見。1923年ノーベル物理学賞受賞。
むらた‐せいふう【村田清風】
[1783〜1855]江戸後期の長州藩士。藩主毛利敬親(もうりたかちか)に登用されて藩政改革を推進し、兵制の改革、殖産興業を行い、長州藩興隆の基礎を築いた。むらたきよかぜ。→越荷方
わしづ‐きどう【鷲津毅堂】
[1825〜1882]幕末・明治の漢詩人。尾張の人。名は宣光。字(あざな)は重光。毅堂は号。永井荷風の外祖父。昌平坂学問所に学び、尾張藩の儒者となる。維新後は明治新政府に出仕。著作に「毅堂丙集」...