とうどう‐しづこ【藤堂志津子】
[1949〜 ]小説家。北海道の生まれ。本名、熊谷政江。都会的な恋愛小説、特に中年女性の心理をえぐった作品で、同年輩の女性を中心に多くの読者を得る。「熟れてゆく夏」で直木賞受賞。他に「マドンナの...
とうどう‐たかとら【藤堂高虎】
[1556〜1630]安土桃山時代・江戸初期の武将。近江(おうみ)の人。浅井長政・羽柴秀長・豊臣秀吉らに仕えた。関ヶ原の戦い、大坂の陣では徳川家康に属し、その功により伊勢・伊賀など32万石に封ぜ...
ふじしろ‐せいじ【藤城清治】
[1924〜 ]影絵作家。東京の生まれ。昭和22年(1947)、人形と影絵の劇団「ジュヌ‐パントル」を結成し影絵劇などを上演。雑誌「暮しの手帖」に掲載した影絵が人気となり、その後は書籍の挿絵や絵...
ふじやま‐いちろう【藤山一郎】
[1911〜1993]歌手。東京の生まれ。本名、増永丈夫。東京音楽学校在学中にデビュー、歌謡曲を音楽性豊かに歌い続けた。ヒット曲に「酒は涙か溜息か」「丘を越えて」「青い山脈」など。国民栄誉賞受賞。
ふじやま‐かんび【藤山寛美】
[1929〜1990]喜劇俳優。大阪の生まれ。本名、稲垣完治。松竹新喜劇に参加、阿呆役で一世を風靡(ふうび)した。
ふじわら‐の‐あきすけ【藤原顕輔】
[1090〜1155]平安後期の歌人。六条家の祖といわれる顕季(あきすえ)の子で、清輔の父。六条家を継ぎ、崇徳院の院宣により「詞花集」を撰進。家集に「左京大夫顕輔卿集」がある。
ふじわら‐の‐まろ【藤原麻呂】
[695〜737]奈良前期の公卿。不比等(ふひと)の四男。京家の祖。持節大使として陸奥(むつ)の蝦夷(えぞ)地経営にあたったが、流行の疫病で死んだ。詩をよくし、「懐風藻」に五言詩5首を収録。
ふじわら‐の‐よりつね【藤原頼経】
⇒九条頼経(くじょうよりつね)
ふじわら‐の‐よりなが【藤原頼長】
[1120〜1156]平安後期の公卿。忠実の二男。通称、字治左大臣・悪左府。博識多才で父に愛され、兄の関白忠通と対立。崇徳上皇と結んで保元の乱を起こして敗死。日記「台記」がある。
ふじわら‐の‐よりみち【藤原頼通】
[992〜1074]平安中期の公卿。道長の長男。後一条・後朱雀・後冷泉3代の天皇の摂政・関白となり、父とともに藤原氏全盛期を現出。平等院鳳凰堂を建立、宇治の関白と称された。晩年に出家。