ド‐マン【Paul de Man】
[1919〜1983]米国の文学者・批評家。ベルギー出身。イェール学派の代表者の一人で、脱構築批評を展開した。著「読むことのアレゴリー」など。
もっけい【牧谿】
中国、宋末から元初の画僧。蜀(しょく)(四川省)の人。法名は法常。牧谿は号。西湖畔六通(りくつう)寺の開山と伝える。山水・道釈・花卉(かき)ほか幅広い題材の水墨画を描いた。中国ではその画法が古法...
もとおり‐ながよ【本居長世】
[1885〜1945]作曲家。東京の生まれ。宣長(のりなが)の子孫。大正から昭和初期の童謡作曲家として活躍した。代表作「赤い靴」「七つの子」「十五夜お月さん」など。
モネ【Claude Monet】
[1840〜1926]フランスの画家。印象派の代表画家。同派の呼称は、その作品「印象‐日の出」に由来する。ほかに「睡蓮(すいれん)」など。
もり‐かずお【森一生】
[1911〜1989]映画監督。愛媛の生まれ。戦前戦後を通じて時代劇を中心に数々の作品を量産し、人気を集めた。やくざ映画や怪談などにも手腕を発揮。代表作「不知火検校(しらぬいけんぎょう)」「薄桜...
もりさき‐あずま【森崎東】
[1927〜2020]映画監督。長崎の生まれ。喜劇作品を多く手がける。「ニワトリはハダシだ」で芸術選奨。代表作「喜劇・女は度胸」「時代屋の女房」「塀の中の懲りない面々」など。
もりたに‐しろう【森谷司郎】
[1931〜1984]映画監督。東京の生まれ。初期は青春映画で評価され、その後は題材を問わず多くの大作を手がけヒットさせた。代表作「赤頭巾ちゃん気をつけて」「日本沈没」「八甲田山」など。
モーセ【Moses】
前13世紀ごろのイスラエル民族の指導者。旧約聖書「出エジプト記」によれば、神の啓示によりイスラエル民族を率いてエジプトを脱出し、神ヤーウェとの契約により「十戒」を授けられ、40年間、アラビアの...
モーパッサン【Guy de Maupassant】
[1850〜1893]フランスの小説家。自然主義の代表的作家の一人。鋭い人間観察と強い厭世思想のもとに、簡潔な文体で人生の一断面を描いた。晩年、発狂。作「脂肪の塊」「女の一生」「ベラミ」など。
よしかわ‐えいじ【吉川英治】
[1892〜1962]小説家。神奈川の生まれ。本名、英次(ひでつぐ)。「鳴門秘帖」「神州天馬侠」で流行作家となり、「宮本武蔵」によって大衆文学に新しい分野を開拓。以後も「新平家物語」「私本太平記...