ちょう‐こう【張衡】
[78〜139]中国、後漢の科学者・文学者。南陽(河南省)の人。字(あざな)は平子(へいし)。詩賦にすぐれ、「西京賦」「東京賦」が有名。渾天(こんてん)儀(天球儀)・候風地動儀(地震感知装置)を...
ティセリウス【Arne Wilhelm Kaurin Tiselius】
[1902〜1971]スウェーデンの化学者。シュリーレン法による電気泳動測定装置を考案し、血清たんぱく質の成分を明らかにした。また、ガンマグロブリンが抗体であることを発見した。1948年ノーベル...
なみき‐しょうぞう【並木正三】
[1730〜1773]江戸中期の歌舞伎狂言作者。初世。大坂の人。並木宗輔の弟子。浄瑠璃の手法を応用した脚色と、奇抜な舞台装置で新生面を開いた。代表作「三十石艠始(さんじっこくよぶねのはじまり)」...
ブリッジマン【Percy Williams Bridgman】
[1882〜1961]米国の物理学者・科学哲学者。高圧下の物性を研究し、超高圧発生装置を開発した。また自然科学の方法論として操作主義を主張したことでも知られる。1946年ノーベル物理学賞受賞。著...
ブンゼン【Robert Wilhelm Bunsen】
[1811〜1899]ドイツの化学者。1855年、無色炎のブンゼン灯を発明。のち、分光分析法を確立してルビジウムとセシウムを発見。ブンゼン電池・ブンゼン光度計などの実験器具装置も発明。
ヘイロフスキー【Jaroslav Heyrovsky】
[1890〜1967]チェコスロバキアの物理化学者。1924年、志方益三とともに電流電圧曲線の自記装置ポーラログラフを発明。その応用面の研究を続け、新分野を創始した。59年ノーベル化学賞受賞。ヘ...
へんみ‐よう【辺見庸】
[1944〜 ]ジャーナリスト・小説家。宮城の生まれ。本名、秀逸。共同通信社に入社、外信部の記者となる。勤務のかたわら書き上げた「自動起床装置」で芥川賞受賞。退職後本格的な執筆活動に入る。他に小...
ミロ【Joan Miró】
[1893〜1983]スペインの画家。抽象的、記号的な形象と明るい色彩との調和により、天真爛漫(らんまん)で幻想的な画風を確立した。バレエの舞台装置・版画・彫刻・陶器などでも活躍。