きぎ‐たかたろう【木々高太郎】
[1897〜1969]大脳生理学者・小説家。山梨の生まれ。本名、林髞(たかし)。ソ連に留学し、パブロフの条件反射理論を日本に紹介。一方で探偵小説作家としても注目を集め、探偵小説芸術論を展開。「推...
きくち‐たけとも【菊池武朝】
[1363〜1407]南北朝時代の武将。肥後の人。武光の孫。初名、武興。征西将軍良成親王を立てて今川了俊と各地で戦い、南朝勢力の回復に努めたが、のち、衰退した。
きくち‐たけみつ【菊池武光】
[?〜1373]南北朝時代の武将。肥後の人。武時の子。征西将軍懐良(かねなが)親王を迎え、少弐頼尚(しょうによりひさ)・少弐頼国を破って大宰府を占領したが、のち、九州探題今川了俊に圧迫されて衰えた。
きたばたけ‐あきいえ【北畠顕家】
[1318〜1338]南北朝時代の公卿・武将。親房の長男。陸奥守(むつのかみ)として義良(のりなが)親王を奉じ、奥羽に下向したが、足利尊氏の反乱により西上、尊氏を九州に追った。のち任地に帰ったが...
きたばたけ‐あきよし【北畠顕能】
[?〜1383]南北朝時代の武将。親房の三男。伊勢国守となり、伊勢南軍の総帥。
キリノ【Elpidio Quirino】
[1890〜1956]フィリピンの政治家。第二次大戦中は抗日運動を指導し、独立後は副大統領、次いで大統領に就任。外交面では反共・親米政策をとった。
ぎょうあ【行阿】
南北朝時代の歌人・語学者。俗名、源知行(みなもとのともゆき)。曽祖父光行、祖父親行、父義行と代々学者の家系に生まれ、源氏物語の校合を行った。「原中最秘抄」を増補完成、また「仮名文字遣」を著した。...
グルー【Joseph Clark Grew】
[1880〜1965]米国の外交官。1932〜1941年駐日大使。太平洋戦争開戦まで日米の戦争回避に努力。国務省の親日派として戦後の対日政策立案に尽くした。著「滞日十年」など。
けんしん‐だいし【見真大師】
親鸞(しんらん)の諡号(しごう)。
げん‐しん【元稹】
《「げんじん」とも》[779〜831]中国、中唐の詩人。洛陽(河南省)の人。字(あざな)は微之(びし)。白居易の親友で、元白と並称される。その平易な詩風は元和(げんな)体とよばれた。小説に「鶯鶯...