オリベイラ【Manoel de Oliveira】
[1908〜2015]スペインの映画監督。1931年に短編サイレント映画で監督デビュー。100歳を超えても作品を発表し、晩年は現役最高齢の映画監督として活躍した。作「アブラハム渓谷」「世界の始ま...
おんだ‐りく【恩田陸】
[1964〜 ]小説家。青森の生まれ。本名、熊谷奈苗。平成4年(1992)日本ファンタジーノベル大賞の候補作となった「六番目の小夜子」で作家デビュー。推理小説やファンタジーをはじめ幅広い作品を手...
たにかわ‐しゅんたろう【谷川俊太郎】
[1931〜 ]詩人。東京の生まれ。哲学者谷川徹三の子。昭和27年(1952)、初の詩集「二十億光年の孤独」で脚光を浴びる。以降、詩作のほか劇作、作詞、評論、海外児童文学の翻訳などで幅広く活躍。...
たに‐ももこ【谷桃子】
[1921〜2015]バレリーナ。兵庫の生まれ。本姓、上田。小牧正英に師事の後、谷桃子バレエ団を設立。戦後の古典バレエ界を代表する踊り手として活躍した。紫綬褒章受章。
つつみ‐せいじ【堤清二】
[1927〜2013]実業家・小説家。東京の生まれ。東大卒。康次郎の次男。昭和29年(1954)西武百貨店に入社。昭和41年(1966)社長に就任。以後、西友・パルコ・クレディセゾンなどを展開し...
ふなど‐よいち【船戸与一】
[1944〜2015]小説家。山口の生まれ。本名、原田建司。抜群の行動力を生かして海外取材を精力的にこなし、質の高い冒険小説を数多く発表した。「虹の谷の五月」で直木賞受賞。他に「山猫の夏」「砂の...
ホワン‐クーリウ【黄谷柳】
⇒こうこくりゅう(黄谷柳)
やまがた‐ばんとう【山片蟠桃】
[1748〜1821]江戸後期の商人・学者。播磨(はりま)の人。本名、長谷川有躬。大坂の両替商升屋に番頭として仕え、主家の興隆に尽くした。また、懐徳堂で儒学を学び、さらに天文学・蘭学を修め、合理...
やまだ‐ほうこく【山田方谷】
[1805〜1877]幕末・明治前期の陽明学者。備中の人。名は球。通称、安五郎。方谷は号。幕末期に松山藩の財政整理と藩政改革に成功。明治維新後は閑谷(しずたに)学校の再興に尽力した。
ゆき‐しげこ【由起しげ子】
[1900〜1969]小説家。大阪の生まれ。本名、伊原志げ。旧姓、新飼。「本の話」で小谷剛とともに戦後初の芥川賞受賞。他に「警視総監の笑ひ」「女中ッ子」「沢夫人の貞節」など。