ほんだ‐としあき【本多利明】
[1743〜1821]江戸後期の経世家。越後の人。通称、三郎右衛門。江戸に出て、数学・天文学・蘭学などを学び、諸国を歴訪して見聞を広め、重商主義的立場から貿易振興による富国策を説いた。著「経世秘...
マカートニー【George Macartney】
[1737〜1806]英国の政治家・外交官。英国最初の使節として清国に派遣され、1793年乾隆(けんりゅう)帝に謁見、英清貿易の拡大などを求めたが、成功しなかった。
まつら‐しげのぶ【松浦鎮信】
[1549〜1614]江戸初期の武将。肥前平戸藩主。豊臣秀吉の九州征伐および文禄の役・慶長の役に従い、関ヶ原の戦いでは東軍に参加。また、オランダ船の平戸誘致に成功し、平戸貿易はその最盛期を迎えた。
まみや‐りんぞう【間宮林蔵】
[1780〜1844]江戸後期の探検家。常陸(ひたち)の人。名は倫宗(ともむね)。伊能忠敬らに測量術を学び、幕命により樺太(サハリン)を調査。さらに海峡を渡って黒竜江下流を探検し、樺太が島である...
マーシャル【Alfred Marshall】
[1842〜1924]英国の経済学者。古典学派を継承して限界分析の手法を導入、ケンブリッジ学派を創始。著「経済学原理」「産業貿易論」など。→マーシャルのk
むそう‐そせき【夢窓疎石】
[1275〜1351]南北朝時代の臨済宗の僧。伊勢の人。一山一寧・高峰顕日に師事。後醍醐天皇・足利尊氏らの篤信を受け、京都嵯峨に天竜寺を開山。天竜寺船による貿易を促し、また造園芸術を発展させた。...
やまだ‐ながまさ【山田長政】
[?〜1630]江戸初期、シャムの日本人町で活躍した人物。駿河の人。通称、仁左衛門。慶長16年(1611)ごろシャムに渡り、首都アユタヤの日本人町の長となって外交・貿易に従事。また、内戦を治めて...
ヤン‐ヨーステン【Jan Joosten van Lodenstijn】
[?〜1623]オランダの船員・貿易家。リーフデ号に乗り組み、慶長5年(1600)豊後(ぶんご)に漂着。同乗のアダムズ(三浦按針)とともに徳川家康に仕え、外交・貿易に活躍した。居宅のあった八重洲...
ラッフルズ【Thomas Stamford Raffles】
[1781〜1826]英国の植民地行政官。1811年ジャワ遠征に成功し、占領して副総督となる。任期中にボロブドゥール遺跡などを調査した。1819年シンガポール島を獲得し、貿易基地を建設して自由港...
リカード【David Ricardo】
[1772〜1823]英国の経済学者。古典学派の完成者。労働価値説、貿易における比較生産費説などを展開した。著「経済学および課税の原理」など。