テレマン【Georg Philipp Telemann】
[1681〜1767]ドイツの作曲家。カンタータ・受難曲・オペラ・管弦楽組曲・室内楽曲など、多くの分野に作品を残した。器楽曲集「食卓の音楽」など。
てんむ‐てんのう【天武天皇】
[?〜686]第40代の天皇。在位673〜686。舒明天皇の第3皇子。名は大海人(おおあま)。母は皇極天皇(斉明天皇)。兄の天智天皇の子の大友皇子(弘文天皇)が太政大臣になると皇太子の地位を去り...
どうきょう【道鏡】
[?〜772]奈良時代の法相(ほっそう)宗の僧。河内(かわち)の人。弓削(ゆげ)氏出身。称徳天皇に信任されて政界に進出。太政大臣禅師・法王となり、権力をふるったが、皇位をねらって藤原氏および和気...
どうげん【道元】
[1200〜1253]鎌倉前期の禅僧。京都の人。日本曹洞宗の開祖。内大臣久我通親の子。諱(いみな)は希玄。比叡山で修学し、のち入宋して天童如浄の法を嗣(つ)いだ。帰国後、建仁寺に住し、京都に興聖...
はいや‐しょうえき【灰屋紹益】
[1607〜1691]江戸前期の京都の富商。本名、佐野重孝。本阿弥光悦の門下で、歌道その他各芸に通じた。随筆に「にぎはひ草」がある。
バード【William Byrd】
[1543〜1623]英国の作曲家。エリザベス朝時代を代表する音楽家で、その作曲活動は宗教音楽、室内楽、鍵盤楽器のための音楽など広い分野にわたる。
ふじわら‐ぎんじろう【藤原銀次郎】
[1869〜1960]実業家・政治家。長野の生まれ。王子製紙を再建。藤原工業大学(現在の慶応大学理工学部)を私費で創設。第二次大戦中、商工・軍需相などを歴任。
ふじわら‐さくへい【藤原咲平】
[1884〜1950]気象学者。長野の生まれ。中央気象台長。気象学の普及に貢献したほか、渦の研究で知られる。著「雲」「群渦」「日本気象学史」など。
ふじわら‐の‐さねすけ【藤原実資】
[957〜1046]平安中期の公卿。祖父実頼の養子。三条天皇の信任が厚く、右大臣となる。道長・頼通に迎合せず、賢右府と称された。有職(ゆうそく)故実に詳しく「小野宮年中行事」を著す。日記「小右記...
ほそだ‐えいし【細田栄之】
[1756〜1829]江戸後期の浮世絵師。江戸の人。本名、時富。旗本の出身で、狩野典信(かのうみちのぶ)に師事。のち浮世絵を手がけ、鳥文斎と号して一派をなした。全身像の優美な美人画が特徴。