ケリー【Gene Kelly】
[1912〜1996]米国のダンサー・映画俳優。ダンサーとしてブロードウエーで活動、のち映画界に転身。ダイナミックなダンスで人気を博し、脚本や監督にも進出した。出演作「雨に唄(うた)えば」「巴里...
ていか【定家】
⇒藤原定家(ふじわらのていか)
謡曲。三番目物。古くは「定家葛(ていかかずら)」とも。旅僧が京都千本付近のあずまやに雨宿りすると、式子(しきし)内親王の霊が現れ、生前契った定家の執心が葛(か...
とうげん‐ずいせん【桃源瑞仙】
[1430〜1489]室町中期の臨済宗の僧。五山文学者。近江(おうみ)の人。号は蕉雨・竹庵など。京都の相国寺に住した。著に「百衲襖」「史記抄」「三体詩抄」などの抄物がある。
とら‐ごぜん【虎御前】
鎌倉時代の相模国大磯の遊女。曽我祐成(十郎)の妾となり、のち出家したという。→虎が雨
なみき‐しょうぞう【並木正三】
[1730〜1773]江戸中期の歌舞伎狂言作者。初世。大坂の人。並木宗輔の弟子。浄瑠璃の手法を応用した脚色と、奇抜な舞台装置で新生面を開いた。代表作「三十石艠始(さんじっこくよぶねのはじまり)」...
にんがい【仁海】
[951〜1046]平安中期の真言宗の僧。和泉(いずみ)の人。小野流の始祖。通称、小野僧正・雨僧正。高野山で修行し、京都醍醐寺の元杲(げんごう)に師事、小野に曼荼羅(まんだら)寺(のちの随心院)...
はんむら‐りょう【半村良】
[1933〜2002]小説家。東京の生まれ。本名、清野平太郎。SFの手法を取り入れた伝奇的な時代小説で人気を得る。特に、市井に生きる人々の目を通して歴史を仮構した人情ものが評価された。「雨やどり...
ひろつ‐かずお【広津和郎】
[1891〜1968]小説家・評論家。東京の生まれ。柳浪の次男。「神経病時代」で小説家として出発。小説「やもり」「風雨強かるべし」、評論集「作者の感想」など。
みぞぐち‐けんじ【溝口健二】
[1898〜1956]映画監督。東京の生まれ。虐げられた女性の生き方を、独特のリアリズムの手法で描いた。作「浪華悲歌(なにわエレジー)」「祇園の姉妹(きょうだい)」「西鶴一代女」「雨月物語」「近...
モーム【William Somerset Maugham】
[1874〜1965]英国の小説家・劇作家。平明な文体と巧妙な筋運びで、懐疑的な人生観のこめられた小説を書いた。また、風俗喜劇でも知られる。小説「人間の絆」「月と六ペンス」「雨」、戯曲「ひとめぐ...