ケーベル【Raphael Koeber】
[1848〜1923]ドイツの哲学者・音楽家。ロシアの生まれ。モスクワで音楽、ハイデルベルクで哲学を学ぶ。1893年(明治26)来日、東大・東京音楽学校で21年間、哲学・文学・音楽などを教授。横...
げん‐かん【阮咸】
中国、魏晋時代の文人。陳留(河南省)の人。字(あざな)は仲容。阮籍の兄の子に当たる。音楽に通じ琵琶をよくした。竹林の七賢の一人。生没年未詳。
《
が愛用したところから》中国の弦楽器の一。円形...
こうだ‐のぶ【幸田延】
[1870〜1946]音楽教育家・ピアノ奏者。東京の生まれ。露伴の妹。ウィーンに留学。明治・大正期の音楽界の中心的人物。
こせき‐ゆうじ【古関裕而】
[1909〜1989]作曲家。福島の生まれ。歌謡曲・放送音楽などの作曲で活躍した。作品に「船頭可愛(かわい)や」「長崎の鐘」など。
コダーイ【Kodály Zoltán】
[1882〜1967]ハンガリーの作曲家・民族音楽学者・教育家。バルトークとともに、マジャール(ハンガリー)民謡の収集と研究に尽力。作品に「ハーリ=ヤーノシュ」など。
こなかむら‐きよのり【小中村清矩】
[1822〜1895]幕末から明治初期の国学者。江戸の人。号、陽春廬(やすむろ)。和歌山藩の古学館教授。「古事類苑」の編纂(へんさん)に参加。著「官職制度沿革史」「歌舞音楽略史」など。
こまつ‐こうすけ【小松耕輔】
[1884〜1966]作曲家・音楽評論家。秋田の生まれ。日本最初のオペラ「羽衣」を作曲。童謡も多く発表、日本の合唱運動の先駆者となった。
コルトレーン【John William Coltrane】
[1926〜1967]米国のジャズサックス奏者。モード奏法と、インド音楽のラーガを素材とした新しい表現形態を創始。1960年代以後のジャズに多大な影響を与えた。
これえだ‐ひろかず【是枝裕和】
[1962〜 ]映画監督。東京の生まれ。テレビで多くのドキュメンタリー番組を手がけたのち、宮本輝原作の「幻の光」で監督デビューし、国内外で注目される。監督作品「歩いても 歩いても」がマルデルプラ...
コロレンコ【Vladimir Galaktionovich Korolenko】
[1853〜1921]ロシアの小説家。ナロードニキの立場から人道主義に基づく作品を発表。作「マカールの夢」「盲音楽師」など。