マッテゾン【Johann Mattheson】
[1681〜1764]ドイツの作曲家・音楽理論家。ヘンデルの最初の伝記を書いた。著「完全なる楽長」など。
マッハ【Ernst Mach】
[1838〜1916]オーストリアの物理学者・哲学者。波動や超音速について研究し、マッハ数の概念を導入。ニュートン力学の時間・空間などの概念を批判的に検討。また実証主義的経験批判論を展開してそ...
みょうがく【明覚】
[1056〜?]平安後期の天台宗の僧。加賀の温泉寺に住し、悉曇(しったん)学・国語音韻などの研究にすぐれた業績を残した。著「悉曇大底」「梵字形音義(ぼんじぎょうおんぎ)」「悉曇要訣(しったんよう...
ミヨー【Darius Milhaud】
[1892〜1974]フランスの作曲家。フランス六人組の一人。多調・ポリリズム(多リズム)の手法を使って広い分野の作品を残した。作品に、ピアノ曲「ブラジルへの郷愁」「スカラムシュ」、バレエ音楽「...
みろく【弥勒】
《(梵)Maitreyaの音写。慈氏と訳す》 「弥勒菩薩」に同じ。 インド仏教の二大系統の一つ、瑜伽行(ゆがぎょう)派の祖。3〜4世紀、または4〜5世紀ごろの人という。般若の空思想を根底にし...
メシアン【Olivier Messiaen】
[1908〜1992]フランスの作曲家。独自の音組織、リズムの革新、セリー技法など新しい手法を探究。作品はカトリシズムに根源を置き、神秘的な様相をもつ。作品に「アーメンの幻影」「トゥランガリラ交...
もくけんれん【目犍連】
《(梵)Mahāmaudgalyāyanaの音写、「摩訶目犍連」の略》前5世紀ごろのインドの僧。マガダ国のバラモンの出身。釈迦十大弟子の一人となり、神通(じんずう)第一といわれた。餓鬼道に苦しむ...
もくけんれんていしゅ【目犍連帝須】
《パーリ名Moggaliputta Tissaの音写》古代インドの僧。マウリア王朝のアショーカ王の師となり、王子マヒンダを出家させてセイロン伝道の使節とした。
もっけい【牧谿】
中国、宋末から元初の画僧。蜀(しょく)(四川省)の人。法名は法常。牧谿は号。西湖畔六通(りくつう)寺の開山と伝える。山水・道釈・花卉(かき)ほか幅広い題材の水墨画を描いた。中国ではその画法が古法...
モーツァルト【Wolfgang Amadeus Mozart】
[1756〜1791]オーストリアの作曲家。ハイドンとならぶウィーン古典派音楽の代表者で、器楽・声楽の両分野にわたり、600曲以上の作品を残した。作品に、交響曲・協奏曲・室内楽曲・ピアノソナタの...