たかはし‐ざんむ【高橋残夢】
[1775〜1851]江戸後期の国学者。京都の人。香川景樹に師事し、国語の語源研究で一音一義説を唱えた。著「残の夢」「言霊名義考」「国字定源」など。
たんけい【湛慶】
[1173〜1256]鎌倉時代の仏師。運慶の長男。法印にのぼる。父没後は慶派を主宰。代表作に三十三間堂の千手観音坐像などがある。
ディラン【Bob Dylan】
[1941〜 ]米国のシンガーソングライター。1960年代、反戦・反体制歌やフォークロックでポピュラー音楽界に大きな影響を与えた。代表作「風に吹かれて」など。
ともひら‐しんのう【具平親王】
[964〜1009]平安中期の文人・歌人。村上天皇の第7皇子。中務(なかつかさ)卿。六条宮・千種(ちぐさ)殿・後(のちの)中書王とよばれる。文才豊かで、和歌・漢詩文に長じ、音楽・陰陽(おんよう)...
なかじま‐けんぞう【中島健蔵】
[1903〜1979]評論家・仏文学者。東京の生まれ。国語審議会委員として「当用漢字表」「現代仮名遣い」の制定を推進。評論は文芸から音楽まで幅広い。著「現代文芸論」「回想の文学」「昭和時代」など。
なかだ‐よしなお【中田喜直】
[1923〜2000]作曲家。東京の生まれ。東京音楽学校卒。叙情豊かな童謡や歌曲を数多く手がけた。代表作に「めだかのがっこう」「ちいさい秋みつけた」「夏の思い出」「雪の降るまちを」など。
のうあみ【能阿弥】
[1397〜1471]室町中期の画家・連歌師。阿弥派の祖で、三阿弥の一人。真能とも称した。号、秀峰。将軍足利義教・義政に仕えた同朋衆で、水墨画・連歌・花道・香道のほか、唐物の鑑定や屋敷飾りなどで...
ハイドン【Franz Joseph Haydn】
[1732〜1809]オーストリアの作曲家。モーツァルトと並ぶ18世紀後期古典派音楽の代表者で、ソナタ・弦楽四重奏曲・交響曲などの形式を確立した。作品に、104曲の交響曲のほか弦楽四重奏曲「皇帝...
バーンスタイン【Leonard Bernstein】
[1918〜1990]米国の指揮者・作曲家。1958〜69年ニューヨーク‐フィルの音楽監督。その後、世界各地のオーケストラに客演。代表作はミュージカル「ウエストサイド物語」。
パガニーニ
《Niccolò Paganini》[1782〜1840]イタリアのバイオリン奏者・作曲家。ロマン主義音楽の名人芸的演奏の先駆者で、その技巧は秘術的とさえいわれた。作品にバイオリン曲「二十四の...