ヤング【Thomas Young】
[1773〜1829]英国の医師・物理学者・考古学者。目について研究し、光の波動説、光が横波であること、色覚の三色説を提唱。弾性体のヤング率を発見し、小児の投薬量を算出するヤング式を定め、また、...
ラスムッセン【Knud Johan Victor Rasmussen】
[1879〜1933]グリーンランドの北極探検家・民俗学者。犬ぞりでグリーンランドからベーリング海峡まで横断。またエスキモーの起源についても研究し、エスキモー学の父と称された。
ラングミュア【Irving Langmuir】
[1881〜1957]米国の物理化学者。ガス入り電球を発明。蒸発・凝結現象の研究から、単分子層による吸着の概念を提唱、界面化学の新分野を開いた。また、原子価理論を用いて化学結合を説明。1932年...
ランダウ【Lev Davidovich Landau】
[1908〜1968]ソ連の理論物理学者。磁性の研究をはじめ、統計力学・低温物理学・熱力学・素粒子論などの広い分野に業績を残し、液体ヘリウムの超流動、超伝導、フェルミ流体についての先駆的理論を展...
ランベルト【Johann Heinrich Lambert】
[1728〜1777]ドイツの哲学者・数学者・物理学者・天文学者。ウォルフの理性論とロックの経験論とを結びつけて独自の認識論を立てた。また、ランベルト級数を発見し、双曲線関数を導入。光度計・熱度...
り‐せいみん【李世民】
[598〜649]中国、唐の第2代皇帝。在位626〜649。廟号(びょうごう)は太宗。高祖李淵の次男。隋末、李淵の建国を助け、626年、李淵が帝位につくと玄武門の変によって兄弟を殺し、父の譲位を...
りゅう‐あん【劉安】
[前179〜前122]中国、前漢の学者。漢の高祖の孫。淮南(わいなん)王。学者数千人を招いて「淮南子(えなんじ)」を編纂(へんさん)。のち、謀反が発覚して自殺。
りゅう‐しゅう【劉秀】
[前6〜後57]中国、後漢の初代皇帝。在位25〜57。字(あざな)は文叔。諡(おくりな)は光武帝。廟号(びょうごう)は世祖。前漢の高祖9世の孫。23年、王莽(おうもう)の大軍を昆陽で破り、河北・...
リューリク【Ryurik】
[?〜879]ロシアの建国者。スカンジナビアのノルマン人の族長。「ロシア年代記」によると、862年ごろ、兄弟とともに招かれ、一族を率いてロシアに入りノブゴロド王国を建設してロシアの基礎を築いたと...
ルカヌス【Marcus Annaeus Lucanus】
[39〜65]ローマの詩人。スペイン生まれ。ストア派哲学者セネカの甥。皇帝ネロに愛されたが、のち背いて暗殺に加担し、死を命ぜられた。未完の叙事詩「内乱(パルサリア)」10巻がある。