はつくにしらす‐すめらみこと【始馭天下之天皇/御肇国天皇】
《最初に国土を統治した天皇の意》第1代の神武天皇(始馭天下之天皇)、または第10代の崇神天皇(御肇国天皇)のこと。
はまだ‐ひこぞう【浜田彦蔵】
[1837〜1897]幕末・明治の通訳・貿易商。播磨(はりま)の人。江戸への航海中に漂流し、米国船に救われて渡米、帰化し、ジョセフ=ヒコと称した。安政6年(1859)帰国、日米外交交渉に活躍し、...
はら‐かつろう【原勝郎】
[1871〜1924]歴史学者。岩手の生まれ。京大教授。日本中世史研究の開拓者で、鎌倉時代から戦国時代を中世として区分したことで知られる。西洋近現代史研究にも力を注いだ。著作に「日本中世史」「東...
ハリストス【(ロシア)Khristos】
ギリシャ正教で、キリストのこと。
はん‐じょ【班女】
班婕妤(はんしょうよ)のこと。 謡曲。四番目物。世阿弥作。恋する吉田少将の残して行った扇を持った遊女の花子(はなご)が、物狂いとなって都へ上り、少将に再会する。 三島由紀夫の戯曲。をモチ...
バンティング【Frederick Grant Banting】
[1891〜1941]カナダの生理学者。マクラウド教授のもと、医学生ベストの協力で、糖尿病を制御するインスリンを膵臓(すいぞう)から抽出することに成功。1923年、マクラウドとともにノーベル生理...
ばん‐のぶとも【伴信友】
[1773〜1846]江戸後期の国学者。若狭小浜藩士。通称、州五郎。号、事負(ことひ)。本居宣長没後の門人。歴史の研究、古典の考証にすぐれた。著「比古婆衣(ひこばえ)」「長等山風(ながらのやまか...
バークリー【George Berkeley】
[1685〜1753]英国の哲学者。主観的観念論の代表者。「存在するとは知覚されることである」と主張。ロックの経験論を観念論の方向へ転回させた。著「人知原理論」など。
バーナンキ【Ben Shalom Bernanke】
[1953〜 ]米国の経済学者。2002年、FRB(連邦準備制度理事会)理事に就任、2006年より第14代FRB議長。大胆な量的緩和策を推し進める。デフレの克服にはヘリコプターから紙幣をばらまく...
ひだか‐ろくろう【日高六郎】
[1917〜2018]社会学者。中国の生まれ。水俣病などの公害問題や安保闘争、ベトナム反戦運動などに積極的に関わり、日本の市民運動を牽引した。フロムの著作「自由からの逃走」の翻訳を手がけたことで...