かん‐さざん【菅茶山】
[1748〜1827]江戸後期の儒者。漢詩人。備後(びんご)の人。名は晋帥(ときのり)。通称、太仲。京都で朱子学を学び、帰郷して黄葉夕陽村舎(こうようせきようそんしゃ)を開く。頼山陽の師。著「筆...
きのした‐じゅんあん【木下順庵】
[1621〜1699]江戸前期の儒学者。京都の人。名は貞幹(さだまさ)。別号、錦里。松永尺五(まつながせきご)に学び、加賀藩主に仕え、のち将軍綱吉の侍講となった。門下に新井白石・室鳩巣(むろきゅ...
ぎどう‐しゅうしん【義堂周信】
[1325〜1388]南北朝時代の臨済宗の僧。土佐の人。号は空華(くうげ)道人。夢窓疎石(むそうそせき)に師事。足利義満に招かれて建仁寺・南禅寺などに住した。初期五山文学の代表者の一人。詩文集「...
くすべ‐やいち【楠部弥弌】
[1897〜1984]陶芸家。京都の生まれ。本名、弥一。芸術院会員。大正8年(1919)、陶芸者集団赤土(せきど)社の結成に参加し、創作陶芸運動を開始。以後、帝展や日展などで活躍。昭和53年(1...
げん‐げん【阮元】
[1764〜1849]中国、清の学者・政治家。儀徴(江蘇省)の人。字(あざな)は伯元。号、台(うんだい)。戴震(たいしん)の学を継承、多くの人材を集め、考証学の振興に努めた。編著「経籍籑詁(け...
げんのう‐しんしょう【玄翁心昭】
[1329〜1400]南北朝時代の曹洞宗の僧。越後の人。総持寺の峨山韶碩(がざんしょうせき)の法を継ぐ。諸国に布教中、下野(しもつけ)那須野の殺生石を打ち砕いたことで知られる。源翁心昭。
こう‐てき【高適】
⇒こうせき(高適)
こ‐かんみん【胡漢民】
[1879〜1936]中国の政治家。番禺(ばんぐう)(広東省)の人。中国革命同盟会の創立に参加、孫文と行動をともにした。のち、南京国民政府の立法院長になったが、蒋介石(しょうかいせき)と対立。反...
こ‐てき【胡適】
[1891〜1962]中国の文学者・思想家・教育行政家。績渓(安徽(あんき)省)の人。字(あざな)は適之(てきし)。米国に留学し、デューイに学び、帰国後、北京大学教授。五・四運動のころから白話文...
ご‐しゅんけい【呉俊卿】
⇒呉昌碩(ごしょうせき)