のみ‐の‐すくね【野見宿禰】
日本の伝説上の人物。天穂日命(あめのほひのみこと)の子孫。垂仁天皇の命により、当麻蹴速(たいまのけはや)と力を争って勝ち、相撲取りの祖とされる。また、皇后の死に際し、殉死の代わりに陵墓に埴輪(は...
はせがわ‐しん【長谷川伸】
[1884〜1963]小説家・劇作家。神奈川の生まれ。本名、伸二郎。新聞記者を経て、大衆小説や時代物の戯曲を多数発表、股旅物(またたびもの)の創始者といわれる。小説「夜もすがら検校(けんぎょう)...
はたやま‐ひろし【畑山博】
[1935〜2001]小説家・放送作家。東京の生まれ。放送作家をしながら創作を続け、「いつか汽笛を鳴らして」で芥川賞受賞。社会的弱者や被差別者の感情を描いた作品で注目される。他に「母を拭く夜」「...
ひがし‐よういち【東陽一】
[1934〜 ]映画監督。和歌山の生まれ。女性を主人公にしたドキュメンタリータッチの作品を多く手がける。代表作「もう頰(ほお)づえはつかない」「四季・奈津子」「化身」「絵の中のぼくの村」など。
ヒッグス【Peter Ware Higgs】
[1929〜2024]英国の物理学者。1964年に素粒子の質量獲得モデル(ヒッグス機構)を提唱。素粒子に質量を与える役割をもつ粒子はヒッグス粒子とよばれ、長年にわたって探索が続いた。2012年に...
ふなき‐しげお【舟木重雄】
[1884〜1951]小説家。東京の生まれ。広津和郎(ひろつかずお)・葛西善蔵(かさいぜんぞう)らと文芸同人雑誌「奇蹟」を創刊。志賀直哉との親交も深かった。
ベロー【Saul Bellow】
[1915〜2005]米国の小説家。カナダ生まれ。ユダヤ系。現代米国文学を代表する小説家の一人。1976年ノーベル文学賞受賞。小説「宙ぶらりんの男」「その日をつかめ」「ハーツォグ」など。
ベーリング【Vitus Jonassen Bering】
[1681〜1741]ロシアの探検家。デンマーク生まれ。カムチャツカ探検隊の隊長となり、1728年にベーリング海峡に達し、アジアとアメリカが陸続きでないことを確認した。
ほづみ‐のぶしげ【穂積陳重】
[1856〜1926]法学者。愛媛の生まれ。八束(やつか)の兄。重遠(しげとお)の父。東大教授。イギリス法を移入。法典調査会委員として民法を起草した。のち枢密院議長。著「法律進化論」など。
まき‐ふみひこ【槙文彦】
[1928〜2024]建築家。東京の生まれ。丹下健三に師事。名古屋大学豊田講堂の設計で注目を集め日本建築学会賞を受賞。黒川紀章らとメタボリズム運動を展開するなど、日本の建築界をリードした。京都国...