き‐の‐つらゆき【紀貫之】
[870ころ〜945ころ]平安前期の歌人。三十六歌仙の一人。大内記・土佐守(とさのかみ)などを歴任。紀友則(きのとものり)・凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)・壬生忠岑(みぶのただみね)と古今...
きんとき【金時/公時】
源頼光の四天王の一人、坂田金時のこと。幼名は金太郎。 1 金太郎をかたどった人形。 2 《が赤ら顔であるところから》顔の赤い人。 3 甘く煮た小豆の上に、細かく削った氷を盛った食べ物。氷...
ぎどう‐さんし【儀同三司】
《儀礼の格式が三司(太政大臣・左大臣・右大臣)と同じである意》准大臣の異称。 《儀同三司を自称したところから》藤原伊周(ふじわらのこれちか)の異称。
ギルバート【William Gilbert】
[1544〜1603]英国の医師・物理学者。磁気現象を実験的に研究し、地球が磁石であるという仮説を導入。磁気と区別して電気にエレクトリックの名称を与えた。磁気学の父とよばれる。著「磁石について」6巻。
くまおうまる【熊王丸】
南北朝時代の僧。赤松光範(あかまつみつのり)の家臣、宇野六郎の子。父の仇敵である楠木正儀(まさのり)を討とうと、その家臣となったが、かえって恩義を受ける。のち、自ら出家して往生院に赴き、正寛法師...
くまわかまる【阿新丸】
[?〜1363]日野資朝(すけとも)の子。名は邦光。13歳のとき佐渡に渡り、父の仇敵である佐渡守護本間入道泰宣を討とうとしたが果たさず、子の本間三郎を討った。のち、南朝に仕えた。
クルックス【William Crookes】
[1832〜1919]英国の物理学者・化学者。タリウムを発見し原子量を測定。クルックス管を発明して、陰極線が電気的な微粒子であることを証明した。
ゲスナー【Konrad Gesner】
[1516〜1565]スイスの博物学者。医業のかたわら各地から資料を収集、博物学の集大成である「植物大鑑」「動物誌」、また書誌学の基礎を築いたとされる「世界文献目録」を著した。
こう‐しゅうぜん【洪秀全】
[1814〜1864]中国清末、太平天国の最高指導者。花県(広東(カントン)省)の人。自らをエホバの子であるとして、上帝会を組織。1851年、挙兵して自ら天王と称し、国名を太平天国とした。南京を...
こうのいけ‐ぜんえもん【鴻池善右衛門】
鴻池家当主の世襲名。鴻池家の祖である新六の子より始まる。3代善右衛門は酒造・海運を廃して両替商専門となり、家業をさらに発展させた。また、河内(かわち)に鴻池新田を開発。