カー【John Dickson Carr】
[1906〜1977]米国の推理小説家。カーター=ディクソン(Carter Dickson)などのペンネームも使い分け、怪奇趣味・不可能犯罪を特徴とした多くの推理小説を書いた。作「火刑法廷」「三...
だいばだった【提婆達多】
《(梵)Devadattaの音写》釈迦の従兄。釈迦の弟子となったが、のちに背き、阿闍世(あじゃせ)王をそそのかして師を殺害しようとして失敗。天授。 《「デーバダッタ」と読む》中勘助の小説。大...
ディアギレフ【Sergey Pavlovich Dyagilev】
[1872〜1929]ロシアバレエ団(バレエリュス)の主宰者。1909年に、パリで同バレエ団を結成。作曲家・振付師・舞踏家・美術家と提携して革新的な近代バレエの道を切り開いた。
ディアス【Bartholomeu Dias】
[1450ころ〜1500]ポルトガルの航海者。1488年、初めてアフリカ南端を通過し、嵐の岬と命名した(のちポルトガル王ジョアン2世によって喜望峰と改名)。ブラジルへの探検航海中に死亡。
ディアス【Porfirio Díaz】
[1830〜1915]メキシコの軍人・政治家。ファレス大統領の下で改革戦争・対仏戦争に活躍。のち反動化して1876年のクーデターで実権を握り、大統領に就任。地主階級と外国資本の支持を受けて35年...
ディオクレチアヌス【Gaius Aurelius Valerius Diocletianus】
[245ころ〜313]ローマ皇帝。在位284〜305。ローマ帝国を東西に分け、二人の正帝と二人の副帝により治める四分統治制を始め、マクシミアヌスを西の正帝に、自らは東の正帝となった。キリスト教迫...
ディオゲネス【Diogenēs ho Seleukeus】
[前240ころ〜前152]古代ギリシャの哲学者。バビロニアのセレウケイアの生まれ。クリュシッポスの弟子。ストア学派の学頭としてタルソスのゼノンの後継者。セレウケイアのディオゲネス。バビロニアのデ...
ディオゲネス【Diogenēs ho Sinōpeus】
[前404ころ〜前323ころ]古代ギリシャの哲学者。キニク学派、アンティステネスの弟子。世俗の権威を否定し、自然で簡易な生活の実践に努め、「樽の中のディオゲネス」と呼ばれた。アレクサンドロス大王...
ディオファントス【Diophantos】
[246ころ〜330ころ]古代ギリシャの数学者。アレクサンドリアで活躍。最古の代数学書「アリスメティカ」を著し、実用的な問題の解法、不定方程式などについて述べた。
ディキンソン【Emily Dickinson】
[1830〜1886]米国の女流詩人。自然・愛・死・神などを主題にした作品を多数残す。20世紀になって高い評価を得た。