にしな‐もりとお【仁科盛遠】
鎌倉時代の武将。信濃の人。後鳥羽上皇に仕え、承久の乱で北条朝時と戦い敗れた。生没年未詳。
にしな‐よしお【仁科芳雄】
[1890〜1951]物理学者。岡山の生まれ。長岡半太郎・ラザフォード・ボーアに師事。理化学研究所の主任研究員から所長となり、量子力学・原子核・宇宙線の研究に業績をあげ、また、湯川秀樹・朝永振一...
にしぼり‐えいざぶろう【西堀栄三郎】
[1903〜1989]化学者・技術者。京都の生まれ。京大教授。品質管理の普及に貢献。登山家としても著名で、第1次南極越冬隊隊長を務めた。著作に「南極越冬記」「品質管理実施法」など。
にしむら‐きょうたろう【西村京太郎】
[1930〜2022]推理作家。東京の生まれ。本名、矢島喜八郎。「天使の傷痕(きずあと)」で江戸川乱歩賞受賞。「寝台特急殺人事件」で人気を集め、「終着駅殺人事件」など鉄道をトリックに使った作品を...
にしむら‐けんた【西村賢太】
[1967〜2022]小説家。東京の生まれ。中学卒業後は日雇いなどで生計を立てながら、平成15年(2003)より小説を書き始める。「苦役列車」で芥川賞受賞。
にしむら‐てんしゅう【西村天囚】
[1865〜1924]新聞記者・小説家・漢学者。大隅種子島の人。名は時彦。大阪朝日新聞社社員、のち宮内省御用掛などを務めた。小説「屑屋の籠」、著「日本宋学史」など。
にしやま‐せっさい【西山拙斎】
[1735〜1798]江戸中期の儒学者。備中(びっちゅう)の人。名は正。字(あざな)は士雅。大坂で医学と儒学を修め、郷里で塾を開いて育英に任じた。著「間窓瑣言」など。
にしやま‐そういん【西山宗因】
[1605〜1682]江戸前期の連歌師・俳人。談林派の祖。肥後の人。名は豊一(とよかず)。別号、西翁・梅翁など。里村昌琢に連歌を学び、主家加藤侯没落後、大坂天満宮の連歌所宗匠となった。俳諧では自...
にしわき‐じゅんざぶろう【西脇順三郎】
[1894〜1982]詩人・英文学者。新潟の生まれ。慶大教授。シュールレアリスムの理論的指導者として活躍。詩集「アンバルワリア」「旅人かへらず」「近代の寓話」など。
にじゅうごにち‐さま【二十五日様】
《その忌日が陰暦正月25日であるところから》浄土宗で、法然の敬称。