いけの‐せいいちろう【池野成一郎】
[1866〜1943]植物学者。東京の生まれ。植物分類学・遺伝学に業績をあげ、ソテツの精子を発見した。「植物系統学」「実験遺伝学」をローマ字で著した。
インノケンティウス【Innocentius】
ローマ教皇の名。イノセント。インノセント。 (3世)[1160〜1216]第176代教皇。在位1198〜1216。第四次十字軍は失敗したが、「キリストの代理者」と自称し、ドイツ皇帝・イギリス王...
ウィクリフ【John Wycliffe】
[1320ころ〜1384]英国の神学者。宗教改革の先駆者の一人。ローマ‐カトリック教会を批判し、聖書に信仰の基礎をおくことを唱えて聖書の英訳を企てた。
ウェスパシアヌス【Titus Flavius Vespasianus】
[9〜79]ローマ皇帝。在位69〜79。前帝ネロの治政下で乱れた社会秩序・財政を回復。また、神殿やコロセウムを建設するなど業績が多い。
ウェルギリウス【Publius Vergilius Maro】
[前70〜前19]古代ローマの詩人。ローマ文学の黄金時代を代表する。作「牧歌」「農耕詩」「アエネイス」など。英語名、バージル。ベルギリウス。
ウルバヌス【Urbanus】
ローマ教皇の名。 (2世)[1042ころ〜1099]在位1088〜1099。神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世やフランス王フィリップ1世と争い、教皇権伸長に努めた。クレルモン公会議で、第1回十字軍を...
ウルピアヌス【Domitius Ulpianus】
[170ころ〜228]ローマの法学者。「ローマ法大全」の「学説集」50巻のうち、3分の1の法文は彼の論著の引用とされる。著「告示註解」。
エウゲニウス【Eugenius】
ローマ教皇の名。 (3世)[?〜1153]在位1145〜1153。第二次十字軍を起こした。 (4世)[1383〜1447]在位1431〜1447。バーゼル宗教会議と抗争してローマを追われ、退...
エンニウス【Quintus Ennius】
[前239〜前169]古代ローマの詩人。ラテン文学の父といわれた。叙事詩「年代記」など。
オウィディウス【Publius Ovidius Naso】
[前43〜後18ころ]古代ローマの詩人。官能的で優雅な叙情詩「愛の技術」で名をなした。ほかに神話に材をとった物語詩「メタモルフォセス」や「祭暦」「悲歌」など。