コルネイユ【Pierre Corneille】
[1606〜1684]フランスの劇作家。ラシーヌと並ぶフランス古典劇の確立者。情念と義務の葛藤(かっとう)を意志で克服する英雄的人間像を描く悲劇を創出。悲劇「ル‐シッド」「オラース」「シンナ」「...
さくらだ‐いちろう【桜田一郎】
[1904〜1986]化学者。京都の生まれ。京大教授。ドイツに留学。日本の高分子化学の基礎を築き、ビニロンなどを創製。文化勲章受章。
しゅかく‐ほうしんのう【守覚法親王】
[1150〜1202]平安末期から鎌倉初期の僧。後白河天皇の第2皇子。仁和(にんな)寺第6世となる。和歌・書道にすぐれた。著「北院御室御集」「野月鈔」など。
シュトラウス【Strauss】
(Johann Baptist 〜)[1804〜1849]オーストリアの作曲家。ウィーンで楽団を組織、ウィンナワルツの基礎を築く。ワルツの父と称される。作品に「ローレライラインの調べ」「ラデツ...
シリトー【Alan Sillitoe】
[1928〜2010]英国の小説家。下層労働者階級の生活感情や意識を描いた「土曜の夜と日曜の朝」で認められた。ほかに「長距離ランナーの孤独」など。
しん‐なんぴん【沈南蘋】
中国、清代の画家。呉興(浙江(せっこう)省)の人。名は詮。字(あざな)は衡之。写生画風による色彩豊かな花鳥画を描いた。享保16年(1731)長崎に来航、2年間滞在し、日本の花鳥画に影響を与えた。...
スピノラ【Carlo Spinola】
[1564〜1622]イタリアの宣教師。イエズス会士。慶長7年(1602)来日し、各地に布教。京都にアカデミアを設立。のち、禁教令により捕らえられ、火刑にされた(元和(げんな)大殉教)。
すわ‐ねじこ【諏訪根自子】
[1920〜2012]バイオリニスト。東京の生まれ。本姓、大賀。小野アンナ、モギレフスキーに師事。12歳でデビュー。昭和11年(1936)にベルギーへ留学し、その後もパリやベルリンなどで活動。第...
ソクラテス【Sōkratēs】
[前470または469〜前399]古代ギリシャの哲学者。アテネに生まれる。よく生きることを求め、問答法によって相手に自らの無知を自覚させ、真の認識に到達させようとした。しかしこの努力は理解を得ら...
たかはし‐どうはち【高橋道八】
江戸後期に始まる清水焼陶工の代々の名。→仁阿弥道八(にんなみどうはち)