おうさか‐ごう【逢坂剛】
[1943〜 ]小説家。東京の生まれ。本名、中浩正(なかひろまさ)。スペイン通として知られ、現代スペインを舞台にした「カディスの赤い星」で直木賞受賞。他に「斜影はるかな国」「さまよえる脳髄」「ク...
おう‐ししん【王士禛】
⇒王士禎(おうしてい)
おう‐しゅく【王粛】
[195〜256]中国、三国時代の魏(ぎ)の学者。東海(山東省)の人。字(あざな)は子雍(しよう)。当時流行していた鄭玄(ていげん)の学問を批判して「聖証論」を著し、「尚書」「毛詩」「三礼」「左...
おう‐じゅう【王充】
[27〜97ころ]中国、後漢の思想家。会稽上虞(じょうぐ)(浙江省)の人。字(あざな)は仲任(ちゅうじん)。「論衡(ろんこう)」30巻を著して合理的批判精神に富む独自の思想を展開した。
おう‐ちょく【王直】
[?〜1557]中国、明代の倭寇(わこう)の首領。歙(しょう)県(安徽省)の人。密貿易の取り締まりを避けて、平戸・五島を本拠に倭寇を率い明の沿岸を襲う海賊となったが、勧誘により帰国して殺された。
おう‐てつ【王嚞】
[1113〜1170]中国、金(きん)の道士。全真教の開祖。咸陽(かんよう)(陝西(せんせい)省)の人。字(あざな)は允卿(いんけい)。号は重陽子。48歳のとき、改心して道士となり、全真教を樹立...
おう‐ひつ【王弼】
[226〜249]中国、三国時代の魏(ぎ)の思想家。山陽(河南省)の人。字(あざな)は輔嗣(ほし)。幼くして高名をはせ、何晏(かあん)とともに玄学(老荘の学)の始祖といわれる。著「周易注」「老子...
おう‐ふうし【王夫之】
[1619〜1692]中国、明末・清初の思想家。衡陽(湖南省)の人。字(あざな)は而農(じのう)。号は薑斎(きょうさい)。船山先生と称された。清軍の南下に抵抗したが、のちに隠退して学問著述に専心...
おう‐もう【王莽】
[前45〜後23]中国、前漢末の政治家。新朝の創建者。在位9〜23。字(あざな)は巨君。成帝の母王太后の甥。平帝を立てて政権を握り、のち平帝を毒殺して帝位に就き、国号を新とした。在位15年。儒教...
おうよう‐しゅう【欧陽脩】
[1007〜1072]中国、北宋の文学者・政治家。廬陵(ろりょう)(江西省)の人。字(あざな)は永叔。号は酔翁・六一居士。仁宗・英宗・神宗に仕えたが、王安石の新法に反対して引退。北宋随一の名文家...