はらだ‐なおじろう【原田直次郎】
[1863〜1899]洋画家。江戸の生まれ。高橋由一に師事。ドイツ留学後、私塾鍾美館を設立する一方、明治美術会の創設に参加。代表作「靴屋のおやじ」など。
ビスマルク【Otto Eduard Leopold Fürst von Bismarck】
[1815〜1898]ドイツの政治家。プロイセン首相として軍備増強を強行、普墺(ふおう)・普仏(ふふつ)両戦争を勝利に導き、1871年、ドイツ統一を達成、帝国初代宰相となる。保護関税政策をとって...
マルクス‐アウレリウス‐アントニヌス【Marcus Aurelius Antoninus】
[121〜180]古代ローマの皇帝。在位161〜180。五賢帝の最後の皇帝。辺境諸種族との戦いに奔走する一方、ストア学派の哲学者としても知られ、哲人皇帝と称された。著「自省録」。
まるやま‐おうきょ【円山応挙】
[1733〜1795]江戸中期の画家。円山派の祖。丹波の人。通称、主水(もんど)。初め石田幽汀に狩野派を学ぶ。のち眼鏡絵(めがねえ)の制作などを通して西洋画の透視図法を学ぶ一方で中国の写生画を研...
マン‐レイ【Man Ray】
[1890〜1976]米国の写真家・美術家。ダダイスムの運動に参加。ソラリゼーションなどの写真技法を案出する一方、映画・オブジェなどでも多くの実験的作品を発表した。
めい‐てい【明帝】
[28〜75]中国、後漢の第2代皇帝。在位57〜75。姓名は劉荘(りゅうそう)。父光武帝(劉秀)のあとを受けて、儒教主義によって国内を治める一方で、外政では匈奴(きょうど)を征討し、班超らを西域...
もとおり‐のりなが【本居宣長】
[1730〜1801]江戸中期の国学者。国学の四大人の一人。伊勢の人。号、舜庵(春庵)・鈴屋(すずのや)。京都に出て医学を修める一方、源氏物語などを研究。のち賀茂真淵に入門、古道研究を志し、「...
もり‐おうがい【森鴎外】
[1862〜1922]小説家・評論家・翻訳家・軍医。島根の生まれ。本名、林太郎。別号、観潮楼主人など。森茉莉の父。陸軍軍医としてドイツに留学。軍医として昇進する一方、翻訳・評論・創作・文芸誌刊...
モリス【William Morris】
[1834〜1896]英国の工芸家・詩人・社会思想家。装飾美術の発展に貢献。社会主義運動に参加する一方、印刷・造本の分野でも活躍。叙事詩「地上楽園」、小説「ユートピアだより」。
モンタン【Yves Montand】
[1921〜1991]フランスの歌手・映画俳優。イタリア生まれ。シャンソン「枯葉」「モンパリ」などで名声を博す一方、演技派俳優として活躍。出演作「恐怖の報酬」「Z」など。