モース【Edward Sylvester Morse】
[1838〜1925]米国の動物学者。1877年(明治10)来日、大森貝塚を発見し発掘調査。東京大学で動物学を講義、進化論を初めて紹介し、また日本の考古学・人類学の発達に寄与した。著「日本その日...
やまぐち‐まさお【山口昌男】
[1931〜2013]文化人類学者。北海道の生まれ。構造主義や記号論を日本に紹介。「中心と周縁」「トリックスター」などの文化理論は、日本の思想界に大きな影響を与えた。「『敗者』の精神史」で大仏次...
よこた‐じゅんや【横田順弥】
[1945〜2019]SF作家。佐賀の生まれ。昭和63年(1988)会津信吾と共著の「快男児押川春浪」で日本SF大賞受賞。他に「宇宙ゴミ大戦争」「火星人類の逆襲」「星影の伝説」など。日本古典SF...
ラッツェル【Friedrich Ratzel】
[1844〜1904]ドイツの地理学者。人文地理学の方法論と体系化に貢献した。著「人類地理学」「民族学」など。
ラドクリフ‐ブラウン【Alfred Reginald Radcliffe-Brown】
[1881〜1955]英国の社会人類学者。人類学にデュルケーム社会学の方法論を導入、アンダマン諸島などの調査・研究を通じて、機能主義的社会人類学を創始した。著「アンダマン島民」など。
リーキー【Louis Seymour Bazett Leakey】
[1903〜1972]英国の古生物学者・人類学者。ケニア生まれ。1931年以来タンザニアのオルドバイ渓谷で発掘を続け、59年にアウストラロピテクス‐ボイセイを発見したほか、多数の霊長類化石を発見...
リースマン【David Riesman】
[1909〜2002]米国の社会学者。大衆社会における現代人の社会的性格を、社会心理学や文化人類学などと関連させながら分析した。著「孤独な群衆」「何のための豊かさ」。
レビ‐ストロース【Claude Lévi-Strauss】
[1908〜2009]フランスの文化人類学者。親族構造、分類の論理を研究、神話の構造分析を行い、構造主義人類学を確立した。著「悲しき熱帯」「構造人類学」「野生の思考」など。
ロンブローゾ【Cesare Lombroso】
[1836〜1906]イタリアの精神医学者。犯罪者は生来的素質によると主張。犯罪人類学を創始した。著「犯罪人論」など。
ワイルダー【Thornton Niven Wilder】
[1897〜1975]米国の小説家・劇作家。小説「サン‐ルイ‐レイの橋」、戯曲「わが町」「危機をのがれて(ミスター人類)」など。