スキピオ【Publius Cornelius Scipio】
(〜 Africanus)[前236〜前184]古代ローマの軍人・政治家。前202年、ザマの戦いでハンニバルを破って第二ポエニ戦争を終結させ、「アフリカヌス」の名を得た。老スキピオ。大スキピオ...
すずき‐しげたね【鈴木重胤】
[1812〜1863]江戸末期の国学者。淡路の人。号、橿廼家(かしのや)。大国隆正に学ぶ。平田篤胤(ひらたあつたね)没後の門人。諸国を遊歴して神道を説き、江戸で暗殺された。著「延喜式祝詞講義」「...
すずき‐はるのぶ【鈴木春信】
[1725?〜1770]江戸中期の浮世絵師。江戸の人。本姓は穂積、通称、次郎兵衛。号、思古人。錦絵(にしきえ)の成立に中心的な役割を果たした。美人画を得意とし、遊里風俗や市井(しせい)の日常生活...
すずき‐ぼくし【鈴木牧之】
[1770〜1842]江戸後期の文人。越後の人。本名、儀三治。牧之は俳号。越後の雪を中心として記述した「北越雪譜」は著名。
せん‐けんえき【銭謙益】
[1582〜1664]中国、明末清初の学者・詩人。常熟(江蘇省)の人。字(あざな)は受之(じゅし)。号は牧斎。明・清2朝に仕えたことで批判された。明代の古文辞派などを批判し、詩のもつ気高い趣を重...
せん‐しょうあん【千少庵】
[1546〜1614]安土桃山時代の茶人。和泉の人。利休の女婿。母は利休の後妻宗恩。子は宗旦。法号、宗淳。千家を再興、利休の死後不審庵を継いだ。
ぜっかい‐ちゅうしん【絶海中津】
[1336〜1405]室町前期の臨済宗の僧。土佐の人。別号、蕉堅道人。夢窓疎石に学び、明に渡る。帰国後、足利義満に信任され、等持寺・相国寺などの住持になる。義堂周信とともに五山文学の双璧といわれ...
そう‐ぎょく【宋玉】
中国、戦国時代の詩人。楚(そ)の人。頃襄(けいじょう)王に仕え、同郷の詩人である屈原の弟子といわれる。著「九弁」「招魂」「高唐賦」「神女賦」など。生没年未詳。
そう‐けいれい【宋慶齢】
[1892〜1981]中国の政治家。広東(カントン)省海南島の人。孫文夫人。宋美齢・宋子文の姉。日本に亡命中、孫文と結婚。孫文の死後、国民党左派に属し、蒋介石(しょうかいせき)と対立。中華人民共...
そう‐しもん【宋之問】
[656ころ〜712]中国、初唐の詩人。汾(ふん)州(山西省)の人。字(あざな)は延清。五言律詩の型を完成。沈佺期(しんせんき)とともに「沈宋」と併称される。宮廷詩人として活躍したが、睿宗(えい...