たいら‐の‐きよもり【平清盛】
[1118〜1181]平安末期の武将。忠盛の長子。通称、平相国・入道相国。法号、浄海。保元の乱・平治の乱で躍進し、源氏の勢力を抑えて従一位太政大臣となった。対宋貿易を振興し、六波羅政権を樹立。...
ほんま‐しろうさぶろう【本間四郎三郎】
[1733〜1801]江戸中期の豪商。名は光丘。本間家3代目。庄内藩の酒田で事業に成功し、藩財政に関与。また、私財を投じて最上川の治水や天明の飢饉(ききん)の救済を行った。
ボッケリーニ【Luigi Boccherini】
[1743〜1805]イタリアの作曲家。古典派室内楽曲の様式を確立した。作品に「チェロ協奏曲」など。
ロイド‐ジョージ【David Lloyd George】
[1863〜1945]英国の政治家。自由党急進派に属し、蔵相となり、老齢年金法・国民保険法を実現させた。1916年、自由党・保守党の連立内閣の首相となり、第一次大戦を指導。戦後はパリ講和会議の...
ロエスレル【Karl Friedrich Hermann Rösler】
[1834〜1894]ドイツの法学者・経済学者。1878年(明治11)外務省に招かれて来日、のち内閣顧問。明治憲法の制定のほか民法・商法の制定にも貢献。1893年帰国。レースラー。
ろじん【魯迅】
[1881〜1936]中国の文学者・思想家。浙江(せっこう)省紹興の人。姓は周、名は樹人。字(あざな)は予才(よさい)。周作人の兄。日本に留学、帰国後、革命運動に参加したが、のち学問に没頭。1...
ロダン【François Auguste René Rodin】
[1840〜1917]フランスの彫刻家。形式的なアカデミズムに反抗し、人間の内的生命を表現。近代彫刻に多大の影響を与えた。作「考える人」「地獄の門」「カレーの市民」など。
ローレンツ【Hendrik Antoon Lorentz】
[1853〜1928]オランダの理論物理学者。マクスウェルの電磁理論を支持し、ローレンツ力を導入、ゼーマン効果の理論を立てて物質内の電子の存在を確認し、ローレンツ収縮を提唱。1902年に同じオラ...
わかつき‐れいじろう【若槻礼次郎】
[1866〜1949]政治家。島根の生まれ。蔵相・内相を歴任。大正15年(1926)首相となるが金融恐慌の対策を誤り、枢密院の画策もあって総辞職。のち、第二次内閣を組閣したが、満州事変が勃発し、退陣。
わく‐しゅんぞう【和久峻三】
[1930〜2018]推理作家・弁護士。大阪の生まれ。本姓、滝井。弁護士をする一方で作家活動に入り、「仮面法廷」で江戸川乱歩賞を受賞。法律知識を生かした作品が多く、「赤かぶ検事」シリーズ、「京都...