フェルナンド【Fernando】
(5世)[1452〜1516]スペイン国王。在位1479〜1516。アラゴン王国の出身。カスティーリャ女王イサベルと結婚して両王国を統合。スペイン王国を成立させて夫妻で共同統治。グラナダ王国を征...
フェレイラ【Christovão Ferreira】
[1580〜1650]ポルトガルのイエズス会宣教師。日本名、沢野忠庵。慶長14年(1609)ごろ来日し、上方を中心に布教。迫害にあって棄教。宗門改めに協力。蘭学発展の基礎を築いた。著「顕偽録」「...
ふじさわ‐りきたろう【藤沢利喜太郎】
[1861〜1933]数学者。新潟の生まれ。東大教授。ヨーロッパで学んだ数学を紹介し、日本の数学界の基礎をつくった。のち貴族院議員。
ふじわら‐の‐かまたり【藤原鎌足】
[614〜669]古代の中央豪族。本姓は中臣(なかとみ)氏。藤原氏の祖。中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)(のちの天智天皇)らと大化の改新を断行、改新政府の重鎮となり、律令体制の基礎を築いた。臨...
ふじわら‐の‐きよひら【藤原清衡】
[1056〜1128]平安後期の陸奥(むつ)の豪族。後三年の役に源義家と結んで清原氏を滅ぼし、陸奥六郡を領有。平泉に奥州藤原氏の基礎を築き、中尊寺を建立。清原清衡。
ふじわら‐の‐ふひと【藤原不比等】
[659〜720]奈良初期の公卿。鎌足(かまたり)の二男。諡号(しごう)、文忠公・淡海公。右大臣。大宝律令・養老律令の編纂(へんさん)に参加。娘の宮子は文武天皇夫人、光明子は聖武天皇皇后となり、...
フュステル‐ド‐クーランジュ【Numa Denis Fustel de Coulanges】
[1830〜1889]フランスの歴史家。徹底した史料の文献学的研究を基礎に実証的な近代史学を創始した。著「古代都市」「古代フランス政治制度史」など。
フリードリヒ‐ウィルヘルム【Friedrich Wilhelm】
[1620〜1688]ブランデンブルク選帝侯。在位1640〜1688。大選帝侯とよばれ、三十年戦争後、巧みな外交政策で勢力を拡大。また、官僚制を強化してプロイセンの基礎をつくった。
ふるかわ‐いちべえ【古河市兵衛】
[1832〜1903]実業家。京都の生まれ。本姓は木村。小野組古河太郎左衛門の養子。足尾など多くの鉱山を経営。古河財閥の基礎を築いた。
フレーゲ【Gottlob Frege】
[1848〜1925]ドイツの数学者・哲学者。論理主義の立場から数の理論の基礎づけを試み、現代の記号論理学の創始者となった。また、語や文の「意義」と「意味」を区別して、言語分析哲学の基礎を築いた...