しじょう‐てんのう【四条天皇】
[1231〜1242]第87代天皇。在位1232〜1242。後堀河天皇の第1皇子。名は秀仁(みつひと)。2歳で践祚(せんそ)し、九条教実(くじょうのりざね)・藤原道家らが相次いで摂政となった。
しょうこう‐てんのう【称光天皇】
[1401〜1428]第101代天皇。在位1412〜1428。後小松天皇の第1皇子。名は実仁(みひと)。皇嗣がなかったため、弟の後花園天皇が位を継いだ。
しょうとく‐てんのう【称徳天皇】
[718〜770]第48代天皇。在位764〜770。孝謙天皇の重祚(ちょうそ)。重用した道鏡の専横が甚だしく、宇佐八幡神託事件を起こした。
しょうむ‐てんのう【聖武天皇】
[701〜756]第45代天皇。在位724〜749。文武天皇の第1皇子。名は首(おびと)。藤原不比等(ふじわらのふひと)の娘光明子を皇后とした。仏教を保護し、東大寺のほかに、諸国に国分寺・国分尼...
しょうわ‐てんのう【昭和天皇】
[1901〜1989]第124代天皇。在位1926〜1989。大正天皇の第1皇子。名は裕仁(ひろひと)。大日本帝国憲法下では唯一の主権者として統治権を総攬(そうらん)したが、第二次大戦後、神格化...
しらかわ‐てんのう【白河天皇】
[1053〜1129]第72代天皇。在位1073〜1087。後三条天皇の第1皇子。名は貞仁。譲位後も、堀河、鳥羽、崇徳天皇の3代にわたって43年間院政を行った。深く仏教に帰依し、社寺参詣もしきり...
じとう‐てんのう【持統天皇】
[645〜703]第41代の天皇。在位686〜697。天智天皇の第2皇女。名は鸕野讃良(うののさらら)。天武天皇の皇后となり、天皇の死後政務を執った。皇太子草壁皇子の死後、飛鳥浄御原宮(あすかの...
じゅんとく‐てんのう【順徳天皇】
[1197〜1242]第84代天皇。在位1210〜1221。後鳥羽天皇の第3皇子。名は守成(もりなり)。承久の乱に敗れて佐渡に流され、同地で没。和歌に秀で、歌集「順徳院御集」、歌学書「八雲御抄」...
じゅんな‐てんのう【淳和天皇】
[786〜840]第53代天皇。在位823〜833。桓武天皇の第3皇子。名は大伴。律令制再建に努め、また漢詩に長じた。「経国集」「令義解(りょうのぎげ)」などを作らせた。
じゅんにん‐てんのう【淳仁天皇】
[733〜765]第47代天皇。在位758〜764。舎人親王(とねりしんのう)の第7王子。名は大炊(おおい)。重用した藤原仲麻呂の道鏡排斥が失敗に終わり廃位、淡路に流された。淡路廃帝。