ごう‐しずこ【郷静子】
[1929〜2014]小説家。神奈川の生まれ。本名、山口三千子。第二次大戦後、結核療養生活を送るかたわら日本文学学校に通い、野間宏の影響を受ける。戦争体験を綴った「れくいえむ」で芥川賞受賞。他に...
しょうの‐よりこ【笙野頼子】
[1956〜 ]小説家。三重の生まれ。本姓、市川。「タイムスリップ・コンビナート」で芥川賞受賞。他に「なにもしてない」「二百回忌」「幽界森娘異聞」「金毘羅」など。
そが‐の‐うまこ【蘇我馬子】
[?〜626]飛鳥時代の豪族。稲目の子。排仏派の物部守屋を滅ぼし、崇峻天皇を暗殺して実権を握った。日本最初の史書といわれる「天皇記」「国記」を撰録。
たかせ‐じゅんこ【高瀬隼子】
[1988〜 ]小説家。愛媛の生まれ。令和元年(2019)「犬のかたちをしているもの」ですばる文学賞を受賞して小説家デビュー。「おいしいごはんが食べられますように」で第167回芥川賞を受賞した。
ちの‐まさこ【茅野雅子】
[1880〜1946]歌人。大阪の生まれ。旧姓、増田。蕭々(しょうしょう)の妻。「明星」に短歌を発表。歌集「恋衣」(共著)「金沙集」。
なつき‐しずこ【夏樹静子】
[1938〜2016]推理作家。東京の生まれ。本姓、出光(いでみつ)。旧姓、五十嵐。女性の繊細な心理描写と大胆なトリックを駆使した本格物に優れる。作品に「蒸発」「天使が消えていく」「Wの悲劇」ほ...