ちょう‐さい【張載】
[1020〜1077]中国、北宋の思想家。陝西(せんせい)省の人。字(あざな)は子厚。横渠(おうきょ)先生とよばれた。「太虚即気」を唱え、気の変化によって万象を説明し、また、天地と自己との一体感...
ちょう‐さく【張鷟】
中国、唐代の文人。深州陸沢(河北省)の人。字(あざな)は文成。号は浮休子。名文家としての名は日本にまで知られていた。著「遊仙窟(ゆうせんくつ)」「朝野僉載(ちょうやせんさい)」など。生没年未詳。
ちょうしょうし【長嘯子】
⇒木下(きのした)長嘯子
ちん‐しゅんしん【陳舜臣】
[1924〜2015]小説家。兵庫の生まれ。中国史を扱った小説を多く執筆し、日本人の中国への理解の深化に大きく貢献した。「青玉獅子香炉(せいぎょくししこうろ)」で直木賞受賞。他に「枯草の根」「孔...
ちん‐しょく【陳寔】
[104〜187]中国、後漢の官吏。潁川(えいせん)(河南省)の人。字(あざな)は仲弓。太丘県長となり、徳治の人として知られる。盗賊が梁(はり)の上にいるのを知り、「梁上の君子を見よ」といって子...
チンダル【John Tyndall】
[1820〜1893]英国の物理学者。アイルランドの生まれ。微粒子による散乱光の研究で知られ、文筆家・登山家としても有名。著「アルプスの氷河」など。
つしま‐ゆうこ【津島佑子】
[1947〜2016]小説家。東京の生まれ。本名、里子。太宰治の次女。「ナラ・レポート」で芸術選奨・紫式部文学賞受賞。他に「葎(むぐら)の母」で田村俊子賞、「草の臥所(ふしど)」で泉鏡花文学賞、...
つだ‐けんもつ【津田監物】
[?〜1567]室町後期の砲術家。津田流砲術の祖。紀伊の人。名は算長(かずなが)。種子島でポルトガル伝来の銃を譲り受けて砲術とその製造法を学んだ。
つだ‐すけひろ【津田助広】
江戸前期の刀工。 1 (初世)播磨(はりま)の人。通称、弥兵衛。世に「そぼろ助広」とよばれた。生没年未詳。 2 (2世)[1637〜1682]摂津の人。通称、甚之丞。初世の養子。越前守と称し、井...
つだ‐そうきゅう【津田宗及】
[?〜1591]安土桃山時代の豪商・茶人。堺の人。三十六人会合衆(えごうしゅう)の一人、天王寺屋津田宗達の子。号、幽更斎。茶を武野紹鴎(たけのじょうおう)に学び、千利休・今井宗久とともに三宗匠と...