よう‐しんねい【楊振寧】
[1922〜 ]中国の理論物理学者。安徽(あんき)省生まれ。渡米してフェルミに師事。1956年に李政道と共同で素粒子の弱い相互作用におけるパリティーの非保存の理論を提唱。理論が実証され、1957...
よこやま‐えんたつ【横山エンタツ】
[1896〜1971]漫才師。兵庫の生まれ。本名、石田正見。花菱アチャコとコンビを組んだ漫才で人気を確立。喜劇俳優として、映画・舞台でも活躍した。
よこやま‐たいかん【横山大観】
[1868〜1958]日本画家。茨城の生まれ。本名、秀麿。岡倉天心・橋本雅邦に師事し、日本美術院の創立に参加。天心没後は再興日本美術院を主宰。朦朧体(もうろうたい)とよばれる画風を試みるなど、日...
よししげ‐の‐やすたね【慶滋保胤】
[?〜1002]平安中期の文人。本姓、賀茂。字(あざな)は茂能。法名、寂心。菅原文時に師事、漢詩文にすぐれ、源順(みなもとのしたごう)と親交があった。著「池亭記」「日本往生極楽記」など。
よしはら‐じろう【吉原治良】
[1905〜1972]洋画家。大阪の生まれ。藤田嗣治(つぐはる)らに師事。具象画から抽象画へと進み、具体美術協会を主宰して前衛芸術運動を推進。
よしひさ‐しんのう【能久親王】
[1847〜1895]皇族。北白川宮第2代。伏見宮邦家親王の第9王子。戊辰(ぼしん)戦争で幕府方につき、明治維新後は伏見宮に預けられたが、許されて北白川宮を相続。日清戦争には近衛師団長として出兵...
よしむら‐まんいち【吉村万一】
[1961〜 ]小説家。愛媛の生まれ。本名、浩一。高校教師を経て、養護学校教諭として在職中に作家活動に入る。「ハリガネムシ」で芥川賞受賞。他に「クチュクチュバーン」など。
よだ‐じゅんいち【与田凖一】
[1905〜1997]児童文学者・詩人。福岡の生まれ。旧姓、浅山。北原白秋に師事し、詩、童話、童謡、絵本を制作。詩集「野ゆき山ゆき」で野間児童文芸賞を受賞。他に童話「五十一番目のザボン」「十二の...
よねはら‐うんかい【米原雲海】
[1869〜1925]彫刻家。島根の生まれ。高村光雲に師事し、同門の山崎朝雲らと日本彫刻会を結成。木彫の振興に尽力した。
ラグーザ【Vincenzo Ragusa】
[1841〜1927]イタリアの彫刻家。1876年(明治9)来日し、工部美術学校の教師として日本に洋風彫刻の技術を伝えた。