こが‐せいり【古賀精里】
[1750〜1817]江戸後期の儒学者。肥前の人。名は樸(すなお)。字(あざな)は淳風。陽明学・朱子学を学び、藩校を経て昌平坂学問所教授となる。柴野栗山・尾藤二洲とともに、寛政の三助と称された。...
こざき‐ひろみち【小崎弘道】
[1856〜1938]宗教家・牧師。熊本の生まれ。各地に伝道後上京、霊南坂教会を開設。基督(キリスト)教青年会(YMCA)を創立し、機関誌「六合雑誌(りくごうざっし)」を主宰。新島襄(にいじまじ...
コシチューシコ【Tadeusz Andrzej Bonawentura Kościuszko】
[1746〜1817]ポーランドの軍人。アメリカ独立戦争に参加。帰国後、分割された祖国を嘆き、1794年、ロシアに対する武装蜂起を指導したが、敗れて捕らえられた。釈放後亡命し、スイスで死去。コシ...
ごこうごん‐てんのう【後光厳天皇】
[1338〜1374]北朝第4代天皇。在位1352〜1371。光厳天皇の第2皇子。名は弥仁(いやひと)。南北朝の和議が破れ、後村上天皇の吉野遷幸に伴い、足利尊氏(あしかがたかうじ)・足利義詮(よ...
ごこうみょう‐てんのう【後光明天皇】
[1633〜1654]第110代天皇。在位1643〜1654。後水尾天皇の皇子。名は紹仁(つぐひと)。儒学を好み、典礼格式を重んじた。漢詩集「鳳啼集」がある。
ごこまつ‐てんのう【後小松天皇】
[1377〜1433]第100代天皇。在位1382〜1412。北朝の後円融天皇の皇子。名は幹仁(もとひと)。元中9=明徳3年(1392)南北朝の合一がなって南朝の後亀山天皇から神器を継承。称光天...
ごさい‐てんのう【後西天皇】
[1638〜1685]第111代天皇。在位1655〜1663。後水尾天皇の第7皇子。名は良仁(ながひと)。初め高松宮を継いだが、後光明天皇に皇嗣がなかったために即位。和歌にすぐれ、歌集「水日集」...
ごさが‐てんのう【後嵯峨天皇】
[1220〜1272]第88代天皇。在位1242〜1246。土御門(つちみかど)天皇の皇子。名は邦仁(くにひと)。四条天皇没後、鎌倉幕府執権北条泰時(ほうじょうやすとき)に擁立されて即位。譲位後...
ごさんじょう‐てんのう【後三条天皇】
[1034〜1073]第71代天皇。在位1068〜1073。後朱雀(ごすざく)天皇の第2皇子。名は尊仁(たかひと)。外戚に藤原摂関家がないため、天皇親政実現に努力。荘園整理令の発布、記録荘園券契...
ごとう‐しざん【後藤芝山】
[1721〜1782]江戸中期の儒学者。讃岐(さぬき)の人。名は世鈞。高松藩主の侍講となり、藩校の講道館を設立。四書五経に施した訓点は、後藤点として知られる。著「元明史略」など。