いくた‐しゅんげつ【生田春月】
[1892〜1930]詩人・翻訳家。鳥取の生まれ。本名、清平。浪漫的、虚無的な詩風で知られる。瀬戸内海に投身自殺した。詩集「霊魂の秋」「感傷の春」、翻訳「ハイネ全集」など。
げっしょう【月照】
[1813〜1858]江戸末期の法相(ほっそう)宗の僧。京都清水寺成就院の住職。大坂の人。号、無隠庵。尊攘派として国事に奔走。安政の大獄に際し西郷隆盛らと薩摩(さつま)に逃れたが、藩の保護を断ら...
こうとう‐の‐ないし【勾当内侍】
掌侍(ないしのじょう)四人のうちの第一位の者。天皇への奏請の取り次ぎ、勅旨の伝達をつかさどる。長橋(ながはし)の局(つぼね)。長橋殿。 「太平記」に登場する美女。後醍醐天皇に仕えて勾当内侍と...