ハントケ【Peter Handke】
[1942〜 ]オーストリアの劇作家・小説家。観客に罵声を浴びせる挑発的で反劇場的な戯曲「観客罵倒」で注目を集め、詩・戯曲・映画脚本など多方面の作品を発表した。のち小説に転じ、「ペナルティキック...
バカラック【Burt Bacharach】
[1928〜2023]米国の作曲家。作詞家ハル=デビッドとのコンビで多くのヒット曲を発表。映画音楽やミュージカル作品も手がけた。作品に「恋よ、さようなら」「雨にぬれても」など。
バロー【Jean-Louis Barrault】
[1910〜1994]フランスの俳優・演出家。古典から前衛劇まで幅広い演目を扱い、特に舞台芸術の総合をめざす全体演劇を主張。「天井桟敷の人々」など映画出演も多い。
ばんどう‐つまさぶろう【阪東妻三郎】
[1901〜1953]映画俳優。東京の生まれ。近代的な性格の英雄像を演じ、時代劇革新の一翼を担った。愛称、阪妻。代表作「雄呂血」「無法松の一生」など。
バーグマン【Ingrid Bergman】
[1915〜1982]スウェーデン生まれの女優。「カサブランカ」でハリウッドにおけるトップスターの地位を確立。晩年に至るまで、映画・演劇で第一線にあった。出演作はほかに「ガス灯」「秋のソナタ」など。
パゾリーニ【Pier Paolo Pasolini】
[1922〜1975]イタリアの映画監督・詩人・小説家。斬新なイメージで古典の世界に現代的息吹を吹き込んだ異能派。映画「奇跡の丘」「アポロンの地獄」「ソドムの市」など。
ひがし‐よういち【東陽一】
[1934〜 ]映画監督。和歌山の生まれ。女性を主人公にしたドキュメンタリータッチの作品を多く手がける。代表作「もう頰(ほお)づえはつかない」「四季・奈津子」「化身」「絵の中のぼくの村」など。
ヒッチコック【Alfred Hitchcock】
[1899〜1980]米国の映画監督。英国生まれで、1939年に渡米。スリラー・サスペンス映画の第一人者。代表作「レベッカ」「めまい」「裏窓」「鳥」など。
ヒューストン【John Huston】
[1906〜1987]米国の映画監督・脚本家・俳優。自ら脚本を手がけた「マルタの鷹」で監督デビューを果たし、「黄金」でアカデミー賞の監督賞・脚本賞を受賞。他の監督作に「アスファルトジャングル」「...
ビスコンティ【Luchino Visconti】
[1906〜1976]イタリアの映画監督・舞台演出家。ミラノの貴族出身。ネオレアリズモから出発し、のち没落貴族の心象を投影した重厚で耽美(たんび)的な世界を描いた。作「夏の嵐」「ベニスに死す」など。