やまだ‐ようじ【山田洋次】
[1931〜 ]映画監督。大阪の生まれ。ユーモアあふれる人情喜劇を描き、絶大な人気を得る。特に、主演の渥美清が亡くなるまで作り続けた「男はつらいよ」シリーズは、国民的映画として圧倒的に支持された...
やまなか‐さだお【山中貞雄】
[1909〜1938]映画監督。京都の生まれ。初監督作品「磯の源太 抱寝(だきね)の長脇差(ながどす)」で注目を集める。新感覚の時代劇を世に出し、高く評価された。代表作「街の入墨者」「丹下左膳余...
やまもと‐かじろう【山本嘉次郎】
[1902〜1973]映画監督・脚本家。東京の生まれ。設立初期の東宝で活躍。作「エノケンのチャッキリ金太」「馬」「ハワイ・マレー沖海戦」など。
やまもと‐さつお【山本薩夫】
[1910〜1983]映画監督。鹿児島の生まれ。成瀬巳喜男に師事。社会派として知られる。代表作「真空地帯」「白い巨塔」「戦争と人間」「華麗なる一族」など。
ヤン‐ソギル【梁石日】
[1936〜 ]小説家・詩人。大阪の生まれ。本名、正雄(ジョンウン)。在日朝鮮人二世。「狂躁曲」(のち「タクシー狂躁曲」と改題)でデビュー。同作は崔洋一監督「月はどっちに出ている」で映画化された...
ゆきさだ‐いさお【行定勲】
[1968〜 ]映画監督。熊本の生まれ。初の劇場公開作品「ひまわり」で頭角を現し、金城一紀原作の「GO(ゴー)」で各映画賞を受賞、国内外で高い評価を受ける。代表作「世界の中心で、愛をさけぶ」「北...
よこやま‐えんたつ【横山エンタツ】
[1896〜1971]漫才師。兵庫の生まれ。本名、石田正見。花菱アチャコとコンビを組んだ漫才で人気を確立。喜劇俳優として、映画・舞台でも活躍した。
よしだ‐よししげ【吉田喜重】
[1933〜2022]映画監督。福井の生まれ。「ろくでなし」で監督デビュー。新進気鋭の監督として高く評価された。「人間の約束」で文化庁芸術作品賞。代表作「秋津温泉」「エロス+虐殺」「戒厳令」「嵐...
よしむら‐こうざぶろう【吉村公三郎】
[1911〜2000]映画監督。滋賀の生まれ。女性映画の巨匠と呼ばれ、主演女優の魅力を引き出す手腕が高く評価された。新藤兼人(かねと)らと「近代映画協会」を設立。代表作「暖流」「安城家の舞踏会」...
よろずや‐きんのすけ【万屋錦之介】
[1932〜1997]俳優。本名、小川錦一(きんいち)。旧芸名、中村錦之助。父は歌舞伎俳優の3世中村時蔵(ときぞう)。歌舞伎界から映画界に転身。主演した「笛吹童子(ふえふきどうじ)」がヒットして...