ゲーデル【Kurt Gödel】
[1906〜1978]米国の数学者・論理学者。オーストリアに生まれるが、ナチスに追われ渡米。記号論理学・数理哲学・集合論などに多大な業績を残した。特に、不完全性定理の証明は数学界に大きな影響を及...
こじま‐きくお【児島喜久雄】
[1887〜1950]美術史家。東京の生まれ。美術評論家としても活躍し、特にレオナルド=ダ=ビンチの研究にすぐれた業績を残した。
コルモゴロフ【Andrey Nikolaevich Kolmogorov】
[1903〜1987]ソ連の数学者。モスクワ大教授。確率論の基礎の確立に大きく貢献したほか、位相数学・制御理論・数理統計などにも業績を残した。著「確率論の基礎概念」など。
さい‐おん【蔡温】
[1682〜1761]琉球王国の政治家。琉球名は具志頭文若(ぐしちゃんぶんじゃく)。蔡温は唐名。清の福州に留学、帰国後、尚敬王の後見役として業績をあげた。
さかもと‐たろう【坂本太郎】
[1901〜1987]国史学者。静岡の生まれ。東大・国学院大教授。日本の古代史を専攻、制度史研究に業績を残した。文化勲章受章。著「大化改新の研究」「日本古代史の基礎的研究」など。
ささき‐のぶつな【佐佐木信綱】
[1872〜1963]歌人・国文学者。三重の生まれ。弘綱の長男。「竹柏会」を主宰、歌誌「心の花」を刊行して多くの歌人を育成。また、万葉集の研究や和歌の史的研究などに業績を残した。文化勲章受章。歌...
さたけ‐あきひろ【佐竹昭広】
[1927〜2008]国文学者。東京の生まれ。京都大学、成城大学の教授を経て国文学研究資料館館長。古代・中世文学、特に万葉集の研究に業績を残した。
サトー【Ernest Mason Satow】
[1843〜1929]英国の外交官。日本名、佐藤愛之助。号、薩道。文久2年(1862)英国領事館員として来日。パークス公使を助けて対日政策に貢献。明治28年(1895)公使として再び来日。日本・...
シェーレ【Karl Wilhelm Scheele】
[1742〜1786]スウェーデンの化学者。酸素・塩素・バリタ・弗化(ふっか)水素・シアン化水素などの発見、酒石酸・安息香酸などの単離、骨灰からの燐(りん)の製造など多くの業績がある。
しだ‐とし【志田順】
[1876〜1936]地球物理学者。千葉の生まれ。京大教授。潮汐による地殻の弾性研究・地震学などに業績を残した。昭和3年(1928)阿蘇火山観測所を開設。