はちすか‐いえまさ【蜂須賀家政】
[1558〜1639]安土桃山時代・江戸初期の武将。尾張の人。父正勝とともに織田信長・豊臣秀吉に仕え、阿波国を与えられて徳島城主となった。関ヶ原の戦いには西軍に加えられたが応ぜず、子の至鎮(よし...
はちすか‐まさかつ【蜂須賀正勝】
[1526〜1586]安土桃山時代の武将。尾張の人。幼名、小六。豊臣秀吉に従って数々の戦功を挙げた。徳島城主蜂須賀家の祖。
はっとり‐はんぞう【服部半蔵】
[1542〜1596]安土桃山時代の武将。三河の人。名は正成(まさなり)。半蔵は通称。徳川家康に仕え、姉川の戦いや三方ヶ原の戦いなどで活躍。本能寺の変に際しては、堺に滞在していた家康を護衛し、無...
はん‐かい【樊噲】
[?〜前189]中国、前漢の武将。沛(はい)(江蘇省)の人。鴻門の会で項羽に殺されかけた劉邦(りゅうほう)の危機を救い、天下統一後、舞陽侯に封ぜられた。
はん‐ちょう【班超】
[32〜102]中国、後漢の武将。扶風平陵(陝西(せんせい)省)の人。班固の弟。字(あざな)は仲升。西域に派遣されて諸国を服属させ、西域都護となり、定遠侯に封ぜられた。のち、洛陽に帰って病死。
ハンニバル【Hannibal】
[前247〜前183]カルタゴの将軍。第二次ポエニ戦争でローマ軍に大勝したが、のちにローマの武将スキピオに敗れた。内政改革も反対にあって成功せず、小アジアに亡命して自殺。
ば‐しょく【馬謖】
[190〜228]中国、三国時代の蜀漢(しょっかん)の武将。字(あざな)は幼常。諸葛亮(しょかつりょう)に重用され、先鋒の総大将に任ぜられたが、軍令に背いて戦い敗北したので、軍律に従い、亮が涙を...
ばん‐だんえもん【塙団右衛門】
[1567〜1615]安土桃山時代の武将。遠江(とおとうみ)の人。本名、直之。加藤嘉明に従って文禄の役・慶長の役に功を立てたが、のち浪人となり、大坂の陣で豊臣方に参加、夏の陣に戦死。 宮崎三...
ひき‐よしかず【比企能員】
[?〜1203]鎌倉初期の武将。通称、藤四郎。武蔵国比企郡の豪族で、源頼朝の乳母比企禅尼の養子となる。娘若狭局が2代将軍頼家の子一幡(いちまん)を産み、外戚として権勢を振るった。頼家とともに北条...
ひらが‐ともまさ【平賀朝雅】
[?〜1205]鎌倉前期の武将。信濃の人。北条時政の後妻牧の方の女婿。比企能員(ひきよしかず)追討などで功績があった。のち、牧の方と謀って将軍になろうと企てて討たれた。