てい‐りんし【鄭麟趾】
[1396〜1478]朝鮮、李朝の政治家・学者。慶尚道河東の人。字(あざな)は伯睢。号、学易斎。諡(おくりな)は文成公。訓民正音(ハングル)の制定に参画。
ハチャトリアン【Aram Il'ich Khachaturyan】
[1903〜1978]アルメニアの作曲家。故郷の民族音楽を素材としたリズム感のある作品で有名。作品に、バレー音楽「ガイーヌ」など。
はっとり‐りょういち【服部良一】
[1907〜1993]作曲家。大阪の生まれ。アメリカ音楽の要素を取り入れた独自のスタイルにより、ブルース・青春歌謡など、生涯に3000曲以上を作曲。没後、国民栄誉賞受賞。代表作「別れのブルース」...
はとやま‐いちろう【鳩山一郎】
[1883〜1959]政治家。東京の生まれ。立憲政友会に属し、昭和8年(1933)文相のときに滝川事件を起こした。第二次大戦後、自由党を創立して総裁となったが、公職追放。解除後、日本民主党総裁...
バチェラー【John Batchelor】
[1854〜1944]英国の宣教師・アイヌ研究家。明治10年(1877)来日。64年間、アイヌへの伝道と教育・医療に尽くし、言語学・民俗学の研究に業績を残した。著「蝦英和三対辞書」。
バック【Pearl Buck】
[1892〜1973]米国の女流小説家。宣教師の両親のもとに中国で育ち、同国の民衆の生活を深い理解と共感をもって描いた。1938年ノーベル文学賞受賞。代表作「大地」。パール=バック。
ばば‐たつい【馬場辰猪】
[1850〜1888]思想家・政治家。高知の生まれ。孤蝶の兄。慶応義塾に学び、英国に留学。帰国後、自由民権思想の紹介・普及に尽力。米国フィラデルフィアで客死。著「天賦人権論」など。
ばば‐つねご【馬場恒吾】
[1875〜1956]ジャーナリスト。岡山の生まれ。「ジャパンタイムズ」「国民新聞」の編集長を歴任。自由主義擁護の論陣を張り、無産政党の結成にも尽力。第二次大戦後、読売新聞社社長。
バフチン【Mikhail Mikhaylovich Bakhtin】
[1895〜1975]ソ連の文芸学者。幅広い知識のもとに近代の文学論の狭隘(きょうあい)さを指摘、言語学・民俗学・歴史学などにも大きな影響を与えた。作「フランソワ=ラブレーの作品と中世・ルネサン...
マリー‐アントワネット【Marie-Antoinette】
[1755〜1793]フランス王ルイ16世の妃。マリア=テレジアの四女。浪費癖と無思慮な行動で民衆の反感を買い、フランス革命の際、国外逃亡を企てたが失敗し、革命の敵として処刑された。