しもだ‐かげき【志茂田景樹】
[1940〜 ]小説家。静岡の生まれ。本名、下田忠男。推理小説を始めとして、ユーモア小説・歴史ものなど幅広い作品で人気を集める。「黄色い牙(きば)」で直木賞受賞。他に「やっとこ探偵」「汽笛一声」など。
しもなか‐やさぶろう【下中弥三郎】
[1878〜1961]出版人・教育家。兵庫の生まれ。大正3年(1914)平凡社を創立し、美術全集・百科事典などを刊行。同8年には日本最初の教員組合、啓明会を組織した。
しもむら‐おさむ【下村脩】
[1928〜2018]生物学者。京都の生まれ。昭和37年(1962)オワンクラゲの発光の仕組みを解明し、その過程で発光物質イクオリンとGFP(緑色蛍光蛋白質)の抽出に成功。平成20年(2008)...
しもむら‐かいなん【下村海南】
[1875〜1957]政治家・ジャーナリスト。和歌山の生まれ。本名、宏。新聞記者として活躍後、貴族院議員となり、昭和20年(1945)鈴木内閣の国務相兼情報局総裁として、終戦の実現に努力した。著...
しもむら‐かんざん【下村観山】
[1873〜1930]日本画家。和歌山の生まれ。本名、晴三郎。狩野芳崖(かのうほうがい)・橋本雅邦に師事。日本美術院の創立に参加。卓抜した技法により、伝統的画風を現代に生かした。作「白狐」「弱法...
しもむら‐こじん【下村湖人】
[1884〜1955]小説家・教育家。佐賀の生まれ。本名、虎六郎(ころくろう)。教職を経て著述生活に入る。自伝的教養小説「次郎物語」で知られる。
シャガール【Marc Chagall】
[1887〜1985]ロシア生まれのユダヤ系画家。エコール‐ド‐パリに属した。故郷への追想、ユダヤ特有の伝統への敬愛などをモチーフに、詩的に構成した幻想的画風で知られる。
しゃりほつ【舎利弗】
《(梵)Śāriputraの音写。身子などと訳す》釈迦(しゃか)十大弟子の一人。十六羅漢の一。インドのマガダ国に生まれ、釈迦に師事し、その布教を助けた。智慧(ちえ)第一と称される。舎利子。
シャーン【Ben Sharn】
[1898〜1969]米国の画家。リトアニア生まれ。哀愁を帯びた画風が特徴で、批判的精神をもち、社会問題を好んで取り上げた。
しゅかわ‐みなと【朱川湊人】
[1963〜 ]小説家。大阪の生まれ。都市伝説を扱った幻想的なホラー小説は「現代の新しい怪談」として幅広い読者層を得る。「花まんま」で直木賞受賞。他に「白い部屋で月の歌を」「さよならの空」「フク...