どうげん【道元】
[1200〜1253]鎌倉前期の禅僧。京都の人。日本曹洞宗の開祖。内大臣久我通親の子。諱(いみな)は希玄。比叡山で修学し、のち入宋して天童如浄の法を嗣(つ)いだ。帰国後、建仁寺に住し、京都に興聖...
ふじさわ‐しゅうへい【藤沢周平】
[1927〜1997]小説家。山形の生まれ。本名、小菅留治(こすげとめじ)。不遇な下級武士や市井に生きる庶民を描いた時代小説で大ブームを巻き起こす。特に端正な文体で書かれた人情ものは絶大な人気を...
ほんだ‐しげつぐ【本多重次】
[1529〜1596]安土桃山時代の武将。徳川家康の家臣。通称、作左衛門。勇猛で知られ、鬼作左(おにさくざ)と称された。陣中から妻に送った「一筆啓上、火の用心、おせん泣かすな、馬肥やせ」の手紙は...