かわしま‐よしこ【川島芳子】
[1907〜1948]満蒙の独立運動家。清朝王族の粛親王の第14王女。大正2年(1913)、川島浪速(なにわ)の養女となり来日。昭和の初め、清朝の再興を画策し上海に渡り、日本軍の工作員として諜報...
かんいん‐の‐みや【閑院宮】
四親王家の一。宝永7年(1710)東山天皇の皇子直仁(なおひと)親王に始まる。一時絶えたが、明治5年(1872)伏見宮載仁(ことひと)親王が再興。昭和22年(1947)臣籍降下。
かんむ‐てんのう【桓武天皇】
[737〜806]第50代天皇。在位、781〜806。光仁天皇の第1皇子。諱(いみな)は山部。長岡京・平安京への遷都、蝦夷(えぞ)征討、最澄・空海の登用による平安仏教の確立、地方政治振興など内政...
かん‐ゆ【韓愈】
[768〜824]中国、唐の文学者・思想家。唐宋八家の一人。昌黎(しょうれい)(河北省)の人ともいわれるが、河陽(河南省)の人。字(あざな)は退之。昌黎先生と称される。儒教、特に孟子を尊び、道教...
きたしらかわ‐の‐みや【北白川宮】
旧宮家の一。明治3年(1870)伏見宮智成(さとなり)親王が一家を興したのに始まる。昭和22年(1947)廃止。
ぎえん【義淵】
[?〜728]奈良初期の法相(ほっそう)宗の僧。大和の人。元興寺(がんごうじ)の智鳳に唯識を学び、岡寺(竜蓋寺(りゅうがいじ))を開いた。門下に玄昉(げんぼう)・行基(ぎょうき)らがいる。
くめ‐けいいちろう【久米桂一郎】
[1866〜1934]洋画家。佐賀の生まれ。フランスに渡り、黒田清輝とともにラファエル=コランに師事。帰国後、天真道場を興し、白馬会創立に参加、明るい外光派的画風で活躍。教育家・美術行政家として...
けい‐こう【荊浩】
中国、唐末五代の画家。字(あざな)は浩然。号、洪谷子(こうこくし)。水墨山水画に独自の境地を開き、北画中興の祖といわれた。著と伝える「筆法記」がある。生没年未詳。
こくせん‐や【国姓爺】
⇒ていせいこう(鄭成功)
(「国性爺」と書く)浄瑠璃「国性爺合戦」の主人公。明朝再興のために戦った鄭成功をモデルとする。和藤内(わとうない)。
コティ【René Coty】
[1882〜1962]フランスの政治家。第17代大統領。弁護士から政界に入り、下院議員・上院議員、第二次大戦後は下院議員・復興大臣を経て1954年に第四共和制第2代大統領に就任。1959年ド=ゴ...