はまぐち‐おさち【浜口雄幸】
[1870〜1931] 政治家。高知の生まれ。蔵相・内相を歴任後、立憲民政党総裁として昭和4年(1929)首相に就任。財政緊縮・金解禁を断行、協調外交を推進し、ロンドン軍縮会議で条約に調印。東京...
ハムラビ【Hammurabi】
バビロン第1王朝第6代の王。在位前1728ころ〜前1686ころ。バビロンを首都とする大帝国を建設し、全メソポタミアを統一、バビロニアの黄金時代を築いた。また、ハムラビ法典を制定、発布した。ハンムラビ。
はやし‐またしち【林又七】
[1613?〜1699?]江戸前期の装剣金工家。尾張の人。本名、清三郎、または重治。肥後の加藤家・細川家に仕える。巧みな透かしと布目象眼により肥後鐔(つば)の完成者とされ、林派(春日派)の祖となった。
ぱきん【巴金】
[1904〜2005]中国の小説家。四川省成都の人。本名は李尭棠(りぎょうとう)。字(あざな)は芾甘(ふっかん)。巴金は筆名で、バクーニンとクロポトキンからとったもの。フランス留学後、上海で文学...
パラケルスス【Philippus Aureolus Paracelsus】
[1493〜1541]スイスの医学者・化学者。錬金術・医学を学び、欧州各国を遍歴。ラテン語に代えてドイツ語で講義するなど、古典医学を批判して追放された。また医薬に水銀などの金属化合物を用い、医化...
ふじい‐けんじろう【藤井健次郎】
[1866〜1952]植物学者。金沢の生まれ。東大教授。染色体に二重螺旋(らせん)構造を発見するなど、細胞遺伝学に多くの業績がある。国際細胞学雑誌「キトロギア」を創刊。文化勲章受章。
ぶ‐てい【武帝】
[前156〜前87]中国、前漢第7代の皇帝。在位、前141〜前87。廟号(びょうごう)、世宗。名は劉徹。高祖劉邦の曽孫。儒教を公認し、中央集権体制を強化。外征を行って領域を拡大し、東西交渉を盛...
ベリンスキー【Vissarion Grigor'evich Belinskiy】
[1811〜1848]ロシアの文芸批評家。ロシアにおけるリアリズム文学理論を確立し、のちのロシア文学の黄金時代を導いた。著「一八四七年のロシア文学概観」「ゴーゴリへの手紙」など。
ベルトロ【Pierre Eugène Marcelin Berthelot】
[1827〜1907]フランスの化学者。有機化合物の合成を研究し、反応速度と反応熱の関係を論じて、熱化学を開拓。晩年は錬金術文献を研究。
ベロッキオ【Andrea del Verrocchio】
[1435ころ〜1488]イタリアの彫刻家・金工家・画家。写実的な作品を残した。ブロンズ像「コレオーニ将軍騎馬像」など。