こざき‐ひろみち【小崎弘道】
[1856〜1938]宗教家・牧師。熊本の生まれ。各地に伝道後上京、霊南坂教会を開設。基督(キリスト)教青年会(YMCA)を創立し、機関誌「六合雑誌(りくごうざっし)」を主宰。新島襄(にいじまじ...
こ‐ようほう【胡耀邦】
[1915〜1989]中国の政治家。湖南省出身。1930年共産主義青年団に加盟、1933年中国共産党員となる。毛沢東の死後、1977年に鄧小平が復活すると同時に党中央委員。党の要職を歴任後、19...
せん‐げんどう【銭玄同】
[1887〜1939]中国の言語学者。本名、銭夏。浙江省呉興の人。日本に留学し、章炳麟(しょうへいりん)に師事。帰国後は国立北京高等師範などで教える。五・四文化革命に参加し、胡適らと「新青年」を...
ソクラテス【Sōkratēs】
[前470または469〜前399]古代ギリシャの哲学者。アテネに生まれる。よく生きることを求め、問答法によって相手に自らの無知を自覚させ、真の認識に到達させようとした。しかしこの努力は理解を得ら...
たけのぶ‐よしたろう【武信由太郎】
[1863〜1930]英語学者。鳥取の生まれ。英字新聞「ジャパンタイムズ」「英語青年」を創刊。海外への日本紹介に努めた。著「武信和英大辞典」。
たに‐こうしゅう【谷甲州】
[1951〜 ]小説家。兵庫の生まれ。本名、谷本秀喜。青年海外協力隊としてネパール在勤中に作家デビュー。航空宇宙軍史シリーズなどのSFのほか、山岳小説シリーズもある。「火星鉄道一九」「終わりなき...
ダニエル【Daniel】
旧約聖書「ダニエル書」の主人公。前6世紀初め、バビロンの捕囚とされたイスラエルの青年貴族の一人。卓越した預言の才能をもち、異教徒の中でイスラエルの信仰を守り、迫害と戦った信仰の勇者。→バビロン捕囚
ちん‐どくしゅう【陳独秀】
[1879〜1942]中国の思想家・政治家。懐寧(安徽(あんき)省)の人。字(あざな)は仲甫(ちゅうほ)。1915年、上海で雑誌「青年雑誌」(翌年「新青年」と改題)を創刊し、旧文化・旧道徳を批判...
つなしま‐りょうせん【綱島梁川】
[1873〜1907]思想家・評論家。岡山の生まれ。本名、栄一郎。「早稲田文学」の編集に従事。胸を病んでから神秘的宗教観に基づく随想を発表、当時の青年層に影響を与えた。著「病間録」「回光録」など。
と‐ほ【杜甫】
[712〜770]中国、盛唐期の詩人。鞏(きょう)県(河南省)の人。字(あざな)は子美(しび)。少陵と号し、杜工部、老杜とも呼ばれる。青年時代から各地を放浪。湖南省の湘江付近で不遇の一生を終えた...