プトレマイオス【Klaudios Ptolemaios】
2世紀ごろのギリシャの天文・地理学者。天文学書「アルマゲスト」を著し、天動説を完成。また緯度・経度を用いた地図を作り、数学・音楽などの研究も行った。英語名トレミー。生没年未詳。
プロコフィエフ【Sergey Sergeevich Prokof'ev】
[1891〜1953]ソ連の作曲家・ピアノ奏者・指揮者。ロシア革命後アメリカへ亡命、のち帰国。大衆性をもつ曲が多い。作品に、音楽物語「ピーターと狼」、オペラ「戦争と平和」など。
プーランク【Francis Poulenc】
[1899〜1963]フランスの作曲家。六人組の一人で、フランスの伝統に立脚した音楽を創出。オペラ「テレシアスの乳房」「カルメル派修道女の対話」など。
ヘンデル【Georg Friedrich Händel】
[1685〜1759]ドイツの作曲家。イギリスで後半生を送った。後期バロック音楽の大家で、はじめオペラ、のちオラトリオに大作を残した。作品にオラトリオ「メサイア」、オペラ「ジュリアス=シーザー」...
ベリオ【Luciano Berio】
[1925〜2003]イタリアの作曲家。電子音楽などの作品を残し、イタリアの前衛音楽界をリードした。作「セクエンツァ」シリーズ、「シンフォニア」など。
ベルク【Alban Berg】
[1885〜1935]オーストリアの作曲家。シェーンベルク・ウェーベルンと並ぶ十二音音楽の代表者で、叙情的な音楽を残した。作品にオペラ「ボツェック」、弦楽四重奏曲「叙情組曲」など。
ベルリオーズ【Louis Hector Berlioz】
[1803〜1869]フランスの作曲家。標題音楽の先駆者で、ロマン主義運動を推進した。作品に「幻想交響曲」「ロメオとジュリエット」「ファウストの劫罰(ごうばつ)」など。
ベルレーヌ【Paul-Marie Verlaine】
[1844〜1896]フランスの詩人。象徴主義の代表者。音楽性豊かな詩法を確立。詩集「艶なる宴」「言葉のない恋歌」「叡知」。
ベールイ【Andrey Belïy】
[1880〜1934]ロシア・ソ連の詩人・小説家。本名ボリス=ニコラエビチ=ブガーエフ(Boris Nikokaevich Bugaev)。ロシア象徴派の代表者の一人。音楽の技法を取り入れた散文...
ホフマン【Ernst Theodor Amadeus Hoffmann】
[1776〜1822]ドイツの小説家。判事兼作家の生活を送り、怪奇的、幻想的な作品を書いた。絵画・音楽にもすぐれた。作「黄金の壺(つぼ)」「悪魔の霊液」「牡猫ムルの人生観」など。