くだん‐りえ【九段理江】
[1990〜 ]小説家。埼玉の生まれ。令和3年(2021)「悪い音楽」で文学会新人賞を受賞し小説家デビュー。「東京都同情塔」で第170回芥川賞受賞。
クロイツァー【Leonid Kreutzer】
[1884〜1953]ロシア生まれのピアノ奏者。1909年、ドイツへ移って活躍。のち日本に定住、東京音楽学校教授となり、多くの門人を育てた。
クープラン【François Couperin】
[1668〜1733]フランスの作曲家。音楽家の家系に生まれ、大クープランと称される。クラブサン奏法を確立した。
グノー【Charles François Gounod】
[1818〜1893]フランスの作曲家。オペラ・歌曲・宗教音楽にすぐれた作品を残した。作品に、オペラ「ファウスト」、歌曲「アベマリア」など。
グラズノフ【Aleksandr Konstantinovich Glazunov】
[1865〜1936]ロシアの作曲家。国民主義的性格を基調にロシア音楽のアカデミズム発展に貢献。作品に交響詩「ステンカ‐ラージン」、バレエ曲「四季」「ライモンダ」など。
グラナドス【Enrique Granados y Campiña】
[1867〜1916]スペインの作曲家・ピアノ奏者。民族音楽を生かし、近代スペイン音楽を発展させた。作品にオペラ「ゴイエスカス」、ピアノ曲「スペイン舞曲」など。
グリルパルツァー【Franz Grillparzer】
[1791〜1872]オーストリアの劇作家。ロマン主義の時代にあって、古典主義への復帰を理想とした。戯曲「サッフォー」「金羊毛皮」、小説「哀れな辻音楽師」など。
グリーグ【Edvard Hagerup Grieg】
[1843〜1907]ノルウェーの作曲家。オスロに音楽協会を設立。民族的色彩の強い音楽を作った。作品に「ペール=ギュント」「ピアノ協奏曲」など。
グールド【Glenn Gould】
[1932〜1982]カナダのピアノ奏者。バッハなどの古典音楽を個性的かつ現代的な解釈で演奏した。晩年はレコード録音に専念。
ケージ【John Cage】
[1912〜1992]米国の作曲家。シェーンベルクらに師事。仕掛けのあるピアノ、騒音、あるいは易などの東洋思想を取り入れた偶然的・不確定的音楽は、現代の音楽界に大きな影響を与えた。代表作「4分3...