アイギ【Gennadiy Nikolaevich Aygi】
[1934〜2006]ロシアの詩人。少数民族チュバシ人で、初期にはチュバシ語で詩作したが、パステルナークのすすめにより、ロシア語でも詩作をはじめた。難解な作風ながら、西欧を中心に評価が高い。詩集...
イェリネック【Georg Jellinek】
[1851〜1911]ドイツの法学者。従来の絶対主義的君主主義に反対し、国家の自己拘束の理論を掲げ、人権の確立に努めた。著「一般国家学」など。エリネック。
ウィルキンソン【Geoffrey Wilkinson】
[1921〜1996]英国の化学者。金属有機化合物のサンドイッチ構造を解明し、メタロセンと総称される類似の化合物を合成。ウィルキンソン触媒を開発したことでも知られる。1973年、E=フィッシャー...
カイザー【Georg Kaiser】
[1878〜1945]ドイツの劇作家。表現主義の代表者。ナチスに弾圧されてスイスに亡命。作「カレーの市民」「朝から夜中まで」など。
カントル【Georg Cantor】
[1845〜1918]ドイツの数学者。三角関数の級数の研究から出発し、集合論を創始。個数概念の拡張として無限集合の濃度の概念を導入して理論を展開。また、位相学の基礎を築いた。
チョーサー【Geoffrey Chaucer】
[1340ころ〜1400]英国の詩人。「英詩の父」といわれる。鋭い人間観察と寛容なユーモアにより、中世ヨーロッパの物語文学の集大成ともいうべき「カンタベリー物語」を発表。
ビュヒナー【Georg Büchner】
[1813〜1837]ドイツの劇作家。人間の実存を追求する写実的な作品を書いた。革命運動に加わり、亡命先のスイスで病死。戯曲「ダントンの死」「ウォイツェック」など。ビューヒナー。
ヘベシー【Georg Hevesy】
[1885〜1966]ハンガリーの物理化学者。第二次大戦でスウェーデンに亡命。放射性同位体を研究し、トレーサーとして用いる技術を開発。ハフニウムの発見者の一人。1943年ノーベル化学賞受賞。
ヘンデル【Georg Friedrich Händel】
[1685〜1759]ドイツの作曲家。イギリスで後半生を送った。後期バロック音楽の大家で、はじめオペラ、のちオラトリオに大作を残した。作品にオラトリオ「メサイア」、オペラ「ジュリアス=シーザー」...
リーマン【Georg Friedrich Bernhard Riemann】
[1826〜1866]ドイツの数学者。多様体とその曲率を定義して、リーマン幾何学を創始。複素関数論・アーベル関数論などでも多くの業績を残した。