バイロン【George Gordon Byron】
[1788〜1824]英国の詩人。社会の偽善を痛罵(つうば)・風刺し、生の倦怠(けんたい)と憧憬(しょうけい)をうたいあげ、ロマン派の代表者となる。欧州各国を放浪、ギリシャ独立戦争に参加して病死...
バタイユ【Georges Bataille】
[1897〜1962]フランスの思想家・小説家。無神論の立場から人間の至高の在り方を追求、第二次大戦前後から神秘的傾向を深め現代文明への根元的批判を展開した。著「無神学大全」「眼球譚」など。
バークリー【George Berkeley】
[1685〜1753]英国の哲学者。主観的観念論の代表者。「存在するとは知覚されることである」と主張。ロックの経験論を観念論の方向へ転回させた。著「人知原理論」など。
ビゴー【Georges Bigot】
[1860〜1927]フランスの画家・銅版画家。ゾラの「ナナ」などの挿絵で活躍。明治15年(1882)日本美術研究のため来日。漫画雑誌「トバヱ」などで、日本の風習や時局を辛辣(しんらつ)に風刺した。
ビゼー【Georges Bizet】
[1838〜1875]フランスの作曲家。特にオペラにすぐれ、洗練された作曲技法によって、音楽と劇の内容とを融合させた。作品にオペラ「カルメン」「アルルの女」など。
ビュヒナー【Georg Büchner】
[1813〜1837]ドイツの劇作家。人間の実存を追求する写実的な作品を書いた。革命運動に加わり、亡命先のスイスで病死。戯曲「ダントンの死」「ウォイツェック」など。ビューヒナー。
ビュフォン【Georges-Louis Leclerc Buffon】
[1707〜1788]フランスの博物学者・啓蒙思想家。1749年より大著「博物誌」を刊行、進化論の先駆者とみなされる。
ビードル【George Wells Beadle】
[1903〜1989]米国の生化学者。微生物の遺伝現象を研究。アカパンカビの変異体の研究から、一つの遺伝子が一つの酵素を支配していることを解明。1958年、E=L=テータムとともにノーベル生理学...
フィリップ【Gérard Philipe】
[1922〜1959]フランスの俳優。国立民衆劇場の主演俳優として活躍。映画では「肉体の悪魔」「赤と黒」「モンパルナスの灯」などに主演し、二枚目として人気を得た。
フォード【Gerald Rudolph Ford】
[1913〜2006]米国の第38代大統領。在任1974〜1977。1948年共和党から下院議員に当選。1973年副大統領となり、翌年ニクソン辞任のあとを受けて大統領に昇格。→カーター [補説]...